ULA(Unique Local IPv6 Unicast Address)
ULAは、IPv4におけるプライベートIPv4アドレスのようなものであると勘違いされがちですが、ULAはそのようなものではありません。ランダムな値を含むことで競合の可能性を下げているという特徴があるグローバルスコープのユニキャストIPv6アドレスです。
今後、広く使われるようになるのかどうかは不明ですが、仕様として存在しており、クローズドなネットワークでIPv6を利用する際の選択肢として検討されることもあるので解説してみました。
2004年にRFC 3879で廃止されたサイトローカルアドレスも紹介しています。
リンクローカルアドレス
IPv6アドレスにおけるスコープとゾーンに関しては、リンクローカルアドレスの解説動画をご覧ください。
プロフェッショナルIPv6解説動画シリーズ再生リスト
この動画に含まれる内容は拙著「プロフェッショナルIPv6」からの解説です。 プロフェッショナルIPv6解説動画の再生リストを作ったので、もしよろしければ、他の動画もご覧ください。 お楽しみいただければ幸いです!
最近のエントリ
- 「ピアリング戦記」の英訳版EPUBを無料配布します!
- IPv4アドレス移転の売買価格推移および移転組織ランキング100
- 例示用IPv6アドレス 3fff::/20 が新たに追加
- ShowNet 2024のL2L3
- ShowNet 2024 ローカル5G
- ShowNetのローカル5G企画(2022年、2023年)
過去記事