Interop ShowNetトポロジ図が公開されてた
Interop Tokyo 2012 ShowNetのトポロジ図が公開されていました。 例年同様、今年も河口さんによる美し過ぎるトポロジ図です(参考:Interopのネットワーク図を描くエンジニア)。
実際のところは会期がはじまってShowNetツアーに参加してみないとわからないのですが、ぱっと見の第一印象としては、今年のShowNetトポロジは割と盛りだくさんな感じがします。
2011年のShowNetトポロジと比べると今年は全然違うのがわかります。
40GとL4以上が図の要素に追加
今年のトポロジ図には、「L4以上」を意味すると思われるオレンジのオブジェクトと、40G回線が新たな要素として登場しています。
「L4以上」の部分としては、CGNや、PeerAppとARA Networksによるコンテンツキャッシュ、Procera NetworksとA10 NetworksのDPIによるトラフィックトラフィック制御システムが入っているように思えます。 あと、LifeセグメントのところにSilver Peak Systemsの装置があるようです。
なお、私は図を見て予想しているだけなので実際のところは会期が始まらないとわかりません。
色々なエリア
DataCenter #1 とDataCenter #2 というのが左右にあります。 #1と#2の両データセンターの間にはL3が入っています。 二つのデータセンターがどのような方式で接続されるのかが楽しみです。
OpenFlow ShowCase、40G Festival、OpenFlow Security、Open Router Competition、IPv6 Migrationというエリアがあるようです。
Power Management、Sensorなどもあるようですが、この図からはどこでどのように利用されるのかはわからないので、それらを知ることができるのは会期がはじまってからという感じだろうと思います。
100G LAG?
昨年、異なる伝送方式を利用した100GBASE-LR4のLAGがありましたが(参考:100Gbps x 2のリンクアグリゲーション@Interop Tokyo 2011)、もしかして今年はマルチベンダかつ2種類の伝送方式での100G LAGが展示されているのでしょうか?
中央のCoreと書かれた部分に、Cisco ASR9006とBrocade MLXe-8が100G x 2で繋がっていますが、片方の100G回線部分に伝送装置を示していると思われる青い楕円が2個描かれています。
ということで、本番が楽しみ
現時点で公開されている情報からの推測でしかないので、実際のところは展示会が開始してみないとわかりません。 図をじっくり見てからShowNetツアーに参加しようと思います。
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