米国でもDSLが減少

2011/8/26-1

GigaOM: Cable still beating out telcos in broadband adds」によると、米国でもDSLが減り続けているようです。

Leichtman Research Groupの調査では、2011年4月から6月の間に高速インターネットユーザが35万回線増えつつも、ブロードバンド回線全体では10年間で2番目に増加が少ないことから、低速回線ユーザが高速回線に乗り換えていることがわかるとあります。

増加する高速回線の内訳としては、電話会社が1回線増やすごとに、ケーブルテレビ会社が3増やしたという割合のようです。 全体としては、上位のケーブルテレビ会社で全体の56%のシェアを持つとあります。 日本とは違い、米国はケーブルテレビによるインターネット利用者が非常に多いのがわかります。

ケーブルテレビ内での1位のComcastが2011年2Qで1755万回線、2位のTime warnerが1006万回線となっています。 電話会社の1位であるAT&Tは1647万回線、2位のVerizonが855万回線です。

日本では、2006年以降DSLが減り続けています。 一方、CATVと光ファイバによるインターネット接続は増え続けています。 2010年末時点の日本のブロードバンド回線数は、FTTHが1977万契約、DSLが859万契約、CATVが568万契約となっています(参考:平成23年情報通信白書 ブロードバンド利用状況)。

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