日本でもIPv4アドレス移転の申請手続き開始
8月1日にJPNIC管理下にあるIPv4アドレスの移転が可能になりました。 IPv4アドレス移転申請手続きが以下のURLで公開されています。
http://www.nic.ad.jp/doc/jpnic-01113.html
JPNIC: IPv4アドレス移転申請手続き
上記URLで、移転先および移転元が満たすべき条件や、申請手続きの流れ、申請申込書への記入事項等が書かれています。
APNICでのIPv4アドレス移転
APNICでのIPv4アドレス移転は、2010年1月から移転手続き受け付けが開始されています。 7月11日付けのデータを見ると、8件の移転処理が行われたのがわかります。
移転処理は8件ですが、1つの移転処理で複数のIPv4アドレスブロックの移転が行われている事例もあるので、IPv4アドレスブロックとしては13個となっています。 IPv4アドレスブロックの大きさは/24〜/19です。
http://ftp.apnic.net/transfers/apnic/
それによると、移転を行った移転元/移転先が所属する国は、オーストラリア、ニュージーランド、日本でした。 今のところ、同じ国内の組織同士がIPv4アドレス移転を行っており、国境を跨いだ移転は無いようです。
最近のエントリ
- 「ピアリング戦記」の英訳版EPUBを無料配布します!
- IPv4アドレス移転の売買価格推移および移転組織ランキング100
- 例示用IPv6アドレス 3fff::/20 が新たに追加
- ShowNet 2024のL2L3
- ShowNet 2024 ローカル5G
- ShowNetのローカル5G企画(2022年、2023年)
過去記事