初の雑誌記事執筆
本日発売のSoftwareDesign誌に私が書いた原稿が掲載されています。 Interop Tokyo 2008のイベントレポートです。
経緯
以前、Interop Tokyo 2008での取材記事を書いていたところ、技術評論社の方からご連絡を頂きました。 ご連絡を頂いたのは、今回の展示会レポートではなく、9月に予定されている特集に関連した執筆依頼でした。 私のブログを読んでいただいており、今度企画されている特集と私がブログに掲載していた内容が一致していたため、ご連絡をいただけたそうです。
編集者の方がInterop 2008会場にいらっしゃるということで、お会いしてお話を伺いました。 色々と話を伺っているうちに、折角展示会に参加してレポートを書いているので、8月号で1ページのレポート執筆依頼を頂きました。 ご提案をありがたく頂戴し、今回の記事となりました。
今まで雑誌記事を書いたことがありませんでした
私の知人の多くは、ISPのエンジニアだったり、学校で教えていたり、企業の研究所にいるタイプの方々です。 さらに、大学を卒業して会社に入ってからの5年間は同じ開発系の部署内での交流がメインだったため、社外の方々との交流はほとんどありませんでした。 最近はWeb業界に近い話を扱う事が多いかもしれませんが、Web業界の方々とはあまり交流がありません。
身近に記事を書いているような方々が近くにいれば、テーマがあったときに依頼を頂くような事もあったのかも知れませんが、 こういった状況であるため、実は雑誌記事やオンライン媒体での記事を書いたりする機会が全くありません。
活動していることにより発生する出会い
雑誌記事執筆の経験はなかったのですが、本の監訳は経験があります。 第54回IETFが横浜で行われていた時に、Cisco社主宰でフォローアップセミナーが行われたのですが、そこで発表した時の記事を読まれたオーム社の方からメールを頂いた事がきっかけでした。
私は、今までの経験上、何かに熱中しながら続けて、それを外に発信し続けていると新しい出会いがあると考えています。 当時もDVTSというソフトを作って公開して、さらにそこで利用したRTPペイロードフォーマットの標準化をIETFで行っていたところ、監訳のオファーを頂きました。 (DVTSは、DVカメラ映像を劣化無しにそのままインターネットに流せるソフトです)
最近はブログを書くことやWebサイトで情報を公開することによる出会いがあります。
自分は何をしたいのか?
私が今やっていることは、非常に駄目な表現をすると、いわゆる悪名高い「自分探し」に分類されてしまうかも知れません。 様々な事に挑戦してみて、その中でさらに注力できるようなものを発見し、さらに一緒に「何か」をできる信頼できる人々との出会いを探しているのかも知れません。
今は、社会人になってからもう一度大学院に行くのと同じ概念だと思って自分に2年間という期間を切ってできるだけ色々やってみようと考えています。 この2年という自分に与えた猶予期間でどのようなポートフォリオが構築できるかの勝負なのではないかと考えています。
2年という期間にそれほど深い根拠があるわけではありません。 自分の中での区切りを明確にしないとズルズル行ってしまう事と、経済的な問題などを考慮して「ふらふらしてられるのはそれぐらいが限界かも」という理由です。
最後に
今回の記事のページ数は1ページだけですが、私にとっては大きな一歩です。
今後、自分がどのような人生を歩んでいくのかは自分でもあまり想像がついていませんが、様々な事に挑戦してみようと考えている今日この頃です。
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