プログラマ的思考が人生を駄目にする?
「Programming Can Ruin Your Life」という面白い記事がありました。 プログラミングスキルによって得られる良い面については良く書かれているが、その逆は少ないという出だしで始まっています。
元記事では、プログラミング的思想を人生にそのまま持ち込んでしまう危険性を説いていました。 プログラマ的思想によって、一般人からは単なる変人と見られてしまうという事でした。 確かにプログラマと非プログラマで考え方が違うというのは、ある話ではないかと思いました。 元記事に全面的に賛成というわけではありませんが、非常に面白い視点であると思いました。
元記事では「人生を駄目にする要素」として以下のような事柄を挙げていました。 他にも挙げていますが、面白いと思ったものだけ抜き出しています。 私の誤訳や勘違いなどが多々あると思われるので、元記事も是非ご覧下さい。
- プログラミング的手法と日常は大きく異なる
- プログラミング時の考え方と、通常の考え方は違うと言うのはプログラマなら理解できるが、一般人には理解不能
- プログラミングでは問題解決をするために何度もやり直す事ができるが、人生では一度の間違いで取り返しのつかない事になり得る
- 全然関係ない事をしている時に解決方法をいきなり思いつく事がある。しかし、人生においてそれをやると、問題毎にスレッドを作っていき、常に気にし続けてしまう。
- プログラムは従順だけど、人生はそうではない
- プログラムはいくらでも変更可能だが、人生はロールバックできない。また、人生では各変更によって影響が出てくる
- 人生においては何かを変更しても、何事もなかったかのようにその変更自体が無視される場合がある
- プログラマは完璧を求めすぎる
- 人生において、最適解の無い単純な問題を先送りしてしまうようになる
- 美しい最適解が人生においても適応可能であると信じてしまう楽観主義者になってしまう
- デバッグを行い続ける事により、全てがデータであり全てのインタラクションに注目すべきであると訓練されているため、全ての細かいデータと事象を把握して解析しようとしてしまい、他者よりも判断速度が遅くなってしまう
- 明日やるのでは遅すぎる。仕事をしないことに罪悪感を覚えるようになる。キーボードに向かっていなくても、頭の中では仕事をするようになっている
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