大学進学について思った事

2007/8/27

以下の記事を読んで思った事です。 両方とも各自の視点があり、非常に興味深い内容です。

色々な制度を使えば裕福でなくても大学に行けます。 しかし、確かに親や周囲の進学に対する考え方も非常に大きな要素です。 大学に進学する事が意味があるかどうかも人によって全然違うと思われます。

自費で行った方がモチベーションが保てるかも知れない

大学は進学することよりも、進学してから学ぶかどうかが大事だと思います。 その点は、自分で学費を出している人の方がモチベーションを保ちやすいという面はあるかもしれないと思います。 苦労をしてでも大学という教育機関に人生のうちの4年ぐらい(人によってはそれ以上)を費やそうと自分で決断しているからだと思われます。

高校を卒業してから大学に入ると、同年代の人達が非常に楽しそうに遊んでいます。 授業で単位を取るだけであれば、友人の数さえ増やせば何とかなる場合も多いです。 遊びたい遊びたいという誘惑に打ち勝って、何かに打ち込むということには強いモチベーションが必要だと思われます。 (遊ぶ事に興味が無いという価値観というのもあり得ると思います。学ぶ事が遊ぶ事という人もいます。)

なお、親等に学費を全額出してもらっていて頑張る人も非常に多く、自費で学費を出さない奴は駄目だと言っているわけではないので、ご注意下さい。 一応、念のため。

一回社会人になってもいいと思う

世の中は「高校の次は大学」という風潮が強いように思えます。 そもそも「進学」という単語がそれを物語っているような気がします。 しかし、本当は、大学はいつでも入れます。

社会人になってから大学に入るのは、非常に大きな決断になるとは思いますが、選択肢としてはアリだと思います。 社会人になってからの方が自分が学びたいものや、学びたい分野が明確になっているためです。 その方がモチベーションも保てますし、学んだ事が人生に直結する可能性が高いです。

今後は、少子化による受験者減を補うべく社会人を狙った戦略を取る大学が増加すると思われます。 (というか、既に増えているかも知れませんが。) そうすると、今までは少数派だった社会人大学生が段々と増えていくのではないかと予想しています。 社会人大学生が増えると、高校卒大学生は社会に出た後の話などを聞きやすくなり、大学で遊ぶという風潮が減るかもしれないと、恐ろしく楽観的な事を妄想してしまいました。 また、英会話教室や技能専門学校と大学が電車の吊革広告のうちあいをして、社会人獲得合戦をする様子をモワモワと妄想してしまいました。

最後に

大学に行く/行かないは人によっては大きな違いがありますが、人によっては全く違いません。 大学に行く事のメリットを一概に述べる事は出来ませんが、個人的には、大学に行くと何かを学び始めるキッカケを得られる事と、学ぶ事を最重要課題であるとできる時期をまとまって取れるところが重要なのかと思います。 大学は高校までと違って、人に教えてもらうというよりも自分で学ぶ事がメインだと個人的には考えています。

人によっては、大好きな分野で人生を通して研究を続けるには大学が最適という人もいるかも知れません。 (例えば、動物の生態をひたすら調べたり、発掘作業をして歴史を調べるなど。) また、人脈という点を述べる人もいるかも知れません。

まあ、結局は人それぞれということで。。。

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