インターネット依存症
「"Camparison of Internet addicts and non-addicts in Taiwanese high school", Shu Ching Yang, Chieh-Ju Tung, Computers in Human Behavior 23 (2007) 79-96」という論文を読んでいたらインターネット中毒度テストというアンケート項目が出てきたので紹介してみます。 読んだ論文は、台湾の高校生でインターネット依存症な人とそうでない人を比較していました。
以下の質問に対して YES が5個以上(5個含む)ある人はインターネット依存症だそうです。
1 | インターネットに没頭していますか?(以前のオンライン活動や次にオンラインで行う予定の事に関して頻繁に考えていますか?) |
2 | インターネットに使う時間をもっと増やしたいと考えていますか? |
3 | インターネットをやめようと繰り返し試みて失敗していますか? |
4 | インターネット利用時間を自分でコントロールしようとすると、不安、不機嫌、憂鬱、怒りっぽくなりますか? |
5 | いつも、当初予定していた時間よりも長くインターネットを使っていますか? |
6 | インターネット利用が原因で、友情、仕事、勉強、就職機会などに悪影響を与えた事がありますか? |
7 | あなたのインターネット利用範囲(利用頻度)を隠すために、家族、セラピスト、その他他人に対して嘘をついたことがありますか? |
8 | 現実逃避にインターネットを使いますか? |
論文では、1708人の高校生中、236人がインターネット依存症だったそうです。 依存症の高校生はそうでない高校生と比べてインターネット利用時間が倍近くになったそうです。 内気、憂鬱、自信が無い、という傾向の高校生はインターネット依存症に陥りやすい傾向があるとも書いていました。
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