わけのわからない質問をしていた後輩が、わけのわかる質問をするようになるとちょっと嬉しくなる
全くの初心者でコンピュータ系業界に入ってきた後輩は、最初は何も知らないのでとんでもない質問をしたりします。 全く知識がないというのは非常に強いもので、オイオイと思いたくなる初歩的な質問だったり、勝手に勘違いをして技術的にあり得ないことをあり得ると信じていたりします。
初心者は技術的な事を全く知らないのが当たり前なので、わけのわからない質問をするのは当たり前です。 そもそも、何を勉強したら良いかを知らない場合が多いです。 また、どこを調べれば知りたいことを知れるのかを知りません。
最初はある程度手取り足取りになりますが、時間をかけて色々学習するにつれて、質問の内容が変質します。
まず、質問が具体的になってきます。 当初は「何を勉強したらいいですか?」「何か良くわからないんですが」という感じの質問が、 例えば「この技術のここの部分がわからない」「この技術に関しての仕様書はどこで入手できるか教えてください」といった質問に変化します。
個人的にはある程度のスキルを手取り足取り教えて、どこを調べれば知りたいことを知れるか、誰に聞けばどの部分がわかるか、などを最初に時間をかけて教えれば、結果として成長が早いと思います。 こちらが教えたことをどれだけ吸収してくれるか、どれだけやる気があるか、そもそも性格的に私との相性が良いか悪いか、などによって効果は変わりますが。。。
学習を重ねてくると、私のミスを指摘するようになってきます。 「ここバグってるような気がするのですが見てもらえますか?」。
良く成長してくれたなぁと、ある意味嬉しい瞬間です。
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