Web検索サービス基本
ここでは、Yahoo! APIで提供されているWeb検索サービスに関する基本的な説明したいと思います。
WebSearchServiceの使い方
Web検索サービスは、HTTPを使って特定のURLを呼び出すことで利用します。 そのURLを呼び出すと、XMLによる応答がHTTPで返って来るので、それを解析して利用します。 Web Search ServiceのURLは以下の文字列で始まります。
http://api.search.yahoo.co.jp/WebSearchService/V1/webSearch
上記URLの後ろに「?」をつけて、その後ろにパラメータを「&」でつなげたURLを作ることでWeb検索サービスを利用できます。 パラメータには以下のものが用意されています。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
appid(必須) | string | アプリケーションID |
query (必須) | string | 検索クエリー。UTF-8で書きます。このクエリーはYahoo!検索の全言語をサポートし、またメタキーワードも含みます。 |
type | all(default), any, phrase | 指定検索の種類:
|
results | integer: 10(default), 50(最大) | 返却結果の数。 |
start | integer: 1(default) | 返却結果の先頭位置(1 - based)です。最終位置(start + results - 1)は、1000を超えられません。 |
format | any(default), html, msword, pdf, ppt, rss, txt, xls | 検索するファイルの種類を指定。 |
adult_ok | 値なし(default), 1 | アダルトコンテンツの検索結果を含めるかどうかを指定。1の場合はアダルトコンテンツを含みます。 |
similar_ok | 値なし(default), 1 | 同じコンテンツを別の検索結果とするかどうかを指定。1の場合は同じコンテンツを含みます。 |
language | string: ja(default) | languageで書かれた結果。「サポートしている言語」を参照。 |
country | string: 値なし(default) | ウェブサイトが位置する国の国コード。 |
site | string: 値なし(default) | 検索するドメイン(例えば www.yahoo.co.jp)を制限します。30ドメインまで指定可能。 (例:site=www.yahoo.co.jp&site=www.asahi.com)。 |
では、実際に最低限だけのqueryを出してみましょう。 実験は、以下のURLをIEやFirefoxなどのブラウザを使って入力するだけで出来ます。
http://api.search.yahoo.co.jp/WebSearchService/V1/webSearch?appid=testimpl&query=test
上記「appid=testimpl」の「testimpl」の部分には取得したアプリケーションIDを使ってください。 上記例では、「test」という検索キーで検索を行った結果がXMLで返って来ます。
実験で入力したURLから得られるXMLの解析方法や利用方法は後述したいと思います。