地図がクリックされたときの処理
ここでは、地図がクリックされたときの処理を紹介します。
サンプル
このサンプルは、地図がクリックされるとalert()を利用してクリックされた座標を表示します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style type="text/css">
html { height: 100% }
body { height: 100%; margin: 0px; padding: 0px }
#map { height: 100% }
</style>
<script src="http://maps.google.com/maps/api/js?v=3&sensor=false"
type="text/javascript" charset="UTF-8"></script>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
var map;
// 初期化。bodyのonloadでinit()を指定することで呼び出してます
function init() {
// Google Mapで利用する初期設定用の変数
var latlng = new google.maps.LatLng(39, 138);
var opts = {
zoom: 5,
mapTypeId: google.maps.MapTypeId.ROADMAP,
center: latlng
};
// getElementById("map")の"map"は、body内の<div id="map">より
map = new google.maps.Map(document.getElementById("map"), opts);
// clickイベントを取得するListenerを追加
google.maps.event.addListener(map, 'click', clickEventFunc);
}
function clickEventFunc(event) {
alert(event.latLng.toString());
}
//]]>
</script>
</head>
<body onload="init()">
<div id="map"></div>
</body>
</html>
このサンプルのポイントは、「google.maps.event.addListener(map, 'click', clickEventFunc)」を利用して変数「map」として表現されている「Map」でのクリック処理発生時に「clickEventFunc」という自作functionが呼び出されるようにしている点です。 イベントの種類として、ここでは「'click'」を利用していますが、「click」以外に、地図ドラッグ中に発生する「drag」や、地図にマウスポインタが入ったときに発生する「mouseover」などもあります。
Mapクラスにおける「click」イベント発生時に呼び出されるfunctionの引数は、MouseEventですが、MouseEventには「latLng」というLatLngクラスがプロパティとしてあります。 このサンプルでは、LatLngオブジェクトを文字列表示するために「toString()」というメソッドを利用してalert()で表示しています。
表示例
表示例です。