GLog.writeによるログ出力
(注意!)この記事は、旧APIであるGoogle Maps API version 2を解説したものです。version 2の利用は推奨されていないので、意図的に旧バージョンの情報を探していない場合は、新しいバージョンの解説をご覧下さい。
ここでは、GLog.writeを使ってログメッセージを出力する方法を説明したいと思います。
サンプル
以下のサンプルはGoogle MAPS APIを使ったページのソースです。 クリックする度にログに出力されます。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title>Google Maps JavaScript API Example - simple</title>
<script src="http://maps.google.com/maps?file=api&v=2&key=aaaaa"
type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</head>
<body>
<div id="map" style="width: 300px; height: 300px"></div>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
if (GBrowserIsCompatible()) {
var map = new GMap2(document.getElementById("map"));
map.setCenter(new GLatLng(37.441944, -122.141944), 13);
}
GEvent.addListener(map, 'click', function(overlay, point) {
if (point) {
GLog.write(point);
}
});
//]]>
</script>
</body>
</html>
クリックを処理するには、GEvent.addListenerを利用します。 上記サンプルでは、クリックが発生するたびに緯度と経度を表示しています。
alertを利用して毎回ログのようにメッセージを出すことも可能ですが、OKボタンを押すまで処理が止まってしまうなどの弊害があります。 GLog.writeを使えば、ログが勝手に流れてくれるので便利です。 また、ある程度オブジェクトを判断して表示をしてくれるのも便利です。
表示例
GLog.writeとIFRAMEの相性が悪そうなので、表示例は直接ご覧下さい。