Google Mapsの上にアニメーションGIFを配置する
ここでは、Google MAPS APIとstyle sheetを組み合わせて、地図上に画像を配置する方法を説明したいと思います。
サンプル
以下のサンプルはGoogle MAPS APIを使ったページのソースです。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title>Google Maps JavaScript API Example - simple</title>
<script src="http://maps.google.com/maps?file=api&v=1&key=aaaaa"
type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
function onLoad () {
var map = new GMap(document.getElementById("map"));
map.centerAndZoom(new GPoint(-122.141944, 37.441944), 4);
}
//]]>
</script>
</head>
<body>
<img src="img/genshi-anim.gif" style="z-index:1;position:absolute;left:150px;top:150px;">
<div id="map" style="width:300px; height:300px; z-index:0; position:absolute;"></div>
</body>
</html>
上記サンプルでは、Google maps上にGIF画像を貼り付けています。 上記サンプルのポイントはスタイルシートを使っている事です。
一つ目のポイントは、Google mapの方の「div id="map"」と「img」の両タグのスタイルに「position: absolute」が入っていることです。 「position: absolute」を使うと、親要素を基準とした絶対的な位置指定を行えます。 これを行うことにより、Google mapとGIF画像の位置を設定しています。
次のポイントは、「z-index」を指定していることです。 z-indexを使うと、重なりの順序を指定できます。 z-indexで指定した数値が大きいものほど、上位に表示されます。 上記サンプルでは、Google mapのz-indexを0にして、GIF画像を1にしているので、GIF画像の方が上に表示されています。 z-indexプロパティは、positionプロパティでstatic以外の値が指定されている要素に適用されます。 今回のサンプルでは「position: absolute」を使いましたが、relativeもしくはfixed使っても同様の事ができます。
上記サンプルのポイントは、Google mapと上に来る画像が独立していることです。 GMarkerを使っても同様の事は出来ますが、アニメーションGIFと一緒にGoogle mapをアニメーションさせたいときに、GMarkerだとちらついたり重かったりと結構不便です。 スタイルシートを使ってしまっえばこららの問題が解決します。 Google mapでアニメーションしながら、アニメーションGIFを貼り付ける方法は後述したいと思います。
今回のサンプルはアニメーションGIFを画像として使いましたが、PNGやJPEGなど、その他の画像ファイルでも同様の事が行えます。
表示例
表示例です。