マーカー上にマウスが来たらふきだしを表示
(注意!)この記事は、旧APIであるGoogle Maps API version 2を解説したものです。version 2の利用は推奨されていないので、意図的に旧バージョンの情報を探していない場合は、新しいバージョンの解説をご覧下さい。
ここではマーカーのmouseoverイベントを処理する方法を説明したいと思います。
サンプル
以下のサンプルはGoogle MAPS APIを使ったページのソースです。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title>Google Maps JavaScript API Example - simple</title>
<script src="http://maps.google.com/maps?file=api&v=2&key=aaaaa"
type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</head>
<body>
<div id="map" style="width:500px; height:450px"></div>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
if (GBrowserIsCompatible()) {
var map = new GMap2(document.getElementById("map"));
var point = new GLatLng(36.03, 139.15);
map.setCenter(point, 10);
var marker = new GMarker(point);
map.addOverlay(marker);
GEvent.addListener(marker, 'mouseover', function() {
marker.openInfoWindow(
document.createTextNode("openInfoWindow for marker"));
});
}
//]]>
</script>
</body>
</html>
このサンプルのポイントは、GEvent.addListenerをGMarkerに対して行っているところです。 GMarkerのイベントはGMap全体のイベントと違い、引数が無いfunctionが呼ばれます。 GEvent.addListenerの第2引数はマウスがマーカ上に入ったことを示す「mouseover」とすることがポイントです。
marker.openInfoWindowを利用してマーカー上にふきだしをつけています。
表示例
表示例です。 マーカ上にマウスを移動するとInfoWindowが表示されます。
追記:2007/12/4
2007年12月現在、IEでopenInfoWindowが動作していないようです。 FirefoxとOperaでは動作しています。
もし、このスクリプトが動作してないようでしたらopenInfoWindowの代わりにopenInfoWindowHtmlをお試し下さい。