最初は量を読もう
ブログを初めて書くときには、何を書いて良いのか解らないと思います。 また、どのような事を書くと、どのような反応が来るのかもわからないと思います。 そのため、いきなりブログを書き始めるのではなく、まずは色々なブログを読んで空気を肌で感じてみる事をお勧めします。
他人のブログを読むことで何を感じるか
自分が読者になるという経験は重要です。 どんな内容の記事を読んだときが楽しかったか、どのような書き方が理解しやすいか、どのような書き方が理解しにくいか、どのような表現が心地よいか、どのような表現が不快か、など色々な視点で様々なブログを読んで自分なりの理想とするスタイル像を作り上げましょう。
色々なブログを読んでいると、様々な知識に出会えます。 例えば、ブログの運用ノウハウであったり、その業界のノウハウだったりします。 ブログを読むことによって、ノウハウを吸収することが出来ます。
ブログにはブログの業界の用語があります。 技術用語であったり、隠語であったりします。 これらの言葉は、色々読んでいると自然と身に付いてきます。 自分で書くときに無理に業界用語を使う必要はありませんが、単語の意味が理解できるようになってくると、色々読んで楽しくなってくると思います。
他者のブログでの読者の反応を観察する事も重要です。 どのような事を書くと喜ばれるのか? 逆に、どのような事を書くと人を不快にさせるのか? どのような表現が誤読されやすいのか? などをあらかじめ観察する事が出来れば、地雷を踏む可能性を軽減できます。 また、立場による視点の違いや解釈の大きな違いが発生する過程を観察する事ができれば、自分が文章を書くときに注意すべき点も見えてくると思います。
何を読むか
読むと言っても、どこの誰の何を読んでいいか解らない場合も多いと思います。 入門としては、以下のようなブログを読むのも良いかも知れません。 (なお、以下のリストは私の好みなのでかなり偏っていると思います。)
- 知人のブログ
- 自分が好きな組織のブログ
- 自分がテーマとして選んだ業界で有名なブログ
- 一般的に有名とされているブログ(例えばアルファブロガーなど)
- 検索エンジンで「ブログ+テーマ名」で探してみる
- 知人に読んでいるブログを教えてもらう
- 雑誌を読んで探す
- Hatenaのブックマークの人気エントリに上がってくる記事
- ブログランキングサイトで探す
最初に読むのが面倒な場合
とはいえ、すぐにでも書き始めたいと思う方も多いと思います。
最初に色々読んでブログの世界に慣れる前に、いきなり書いてみたい場合には、まずは匿名で書き始める事をお勧めします。 初心者のうちは色々とミスを犯すものです。 ちょっとしたミスで取り返しがつかなくなるのを防ぐためにも、最初は匿名で書く方が無難です。