対価を受け取る時の注意点
対価を受け取ってブログ記事を書くという形態があります。 (ただし、まだあまり一般的ではありません)
対価を受け取る記事は、対価を受け取らない普通の記事とは大きく異なる性格のものです。 ここでは、対価を受け取って記事を書くときの注意点を述べたいと思います。
対価を受け取っていることを明示する
対価を受け取って書いている記事は、その事実を明示しましょう。 「対価」とは金銭である場合もありますが、商品などのものである場合もあります。
対価を受け取っているにもかかわらず、その事実を伏せて書くのはフェアではありませんし、読者が各自で記事の価値を判断できません。 そのため、その事実が公になった時に問題になります。 また、信用が大きく失墜します。
対価を受け取っている事を明示して良いことを確認する
記事を依頼する側が対価を支払っている事を公表して欲しくない場合があります。 対価を受け取ってしまった後に、その事実がわかると非常に混乱します。
対価を受け取る記事になりそうであれば、その事実を公表しても良いかどうかはあらかじめ確認するようにしましょう。 そして、駄目と言われたら断る事をお勧めします。
対価を受け取った記事ばかりにならないようにする
対価を受け取った記事ばかりを書いていると、読者に信用されにくくなる傾向があります。 注意しましょう。
自分が受け取る対価と依頼者が支払う額の差
例えば、ブログ運営者は何らかの斡旋団体の紹介で対価を受け取っているとします。 斡旋団体の紹介で特定の組織(依頼主)の取材に行き、記事を書く場合があります。
依頼主はある程度の額を斡旋団体に支払っているとします。 ブログ運営者が受け取る額が元々記事を依頼した依頼主の支払う額の数パーセントのみであったとしても、依頼主から見ると「高い金額を支払った相手」です。 そのような意識がある場合、依頼主が無意識のうちに威圧的な態度を取る場合があります。
斡旋団体が得ている額は伏せられる事が多いと思われます。 ブログ運営者が受け取る額だけを念頭においていると、後でびっくりすることもあるので注意しましょう。