ブログは必ずしも一人で書かなくても良い
多くの方にとってはブログは一人で書くものです。 しかし、ブログとはWeb上でコンテンツを表現するための器でしかないので、実際に文章を書くのは一人でなければならないというわけではありません。
企業ブログの場合
複数人でブログを書くということが最も多く行われているのは企業ブログかも知れません。 各社員が独自のブログスペースを持つオーソドックスな方式ではなく、一つのブログスペースに対して複数のアカウントを持つ複数の社員が記事を投稿できるようにするという方式も可能です。
複数人で一つのブログスペースを運営する利点には以下のようなものがあります。
- コンテンツを集中できるので密度が濃くなる
- 一つのブログに様々なテイストが含まれて面白くなるかも知れない
- ブログを書く作業負担を軽減できる
- ブログを書かない人がいても荒野ができるわけではない
- 誰が良い文章を書くのかやってみないとわからない、意外な人物が頭角を現すこともある
この方式は、どちらかというと社員が少ない会社向きかも知れません。 大きな組織になると、ブログを書くというよりはブログ形式でプレスリリースをするという形に近くなるのが一般的だと思われます。 このように複数人で一つの場所で書くことは少なくなると思います。
大きな組織で個人名で書く場合は、社長や重役のブログとして公開することが多いかも知れません。 アメリカでは、大組織であっても一般社員がブログを書くという例はありますが、日本では当分なさそうであると予想しています。
なお、企業ではなく、個人であってもこのように複数人で書くことは可能です。
複数人でブレストをしながら記事を練る
記事のネタを考えたり、文章の構成を考えるという行為の手助けをする人がいるという手法もあり得ます。
飲み会などでは饒舌に楽しい話が出来る人でも、あらたまってブログの文章を考えると筆が止まることも多いです。 雑談の中から、ブログのネタとなりそうな種を掘り出して、簡単なアドバイス等をする相手がいるとネタ出しは非常に楽になります。
例えば、二人で交互に相手の会話の中からブログのネタを掘り出すようなコーチングに近い会話を行っていけば、互いに何気ない日常に埋もれているネタを発掘できるかも知れません。