RTP(Realtime Transport Protocol)
ここでは、RTP(Realtime Transport Protocol)に関する説明を行います。 RTPは、インターネットでリアルタイムデータ(主にマルチメディアデータ)を転送するためのプロトコルです。 RTPが最も利用されているのは、ビデオ転送(ストリーミング)やVoIPなどです。
RTP概要
RTPを非常に簡単に言ってしまうと、「UDP(User Datagram Protocol)のうえにRTPヘッダをつけてデータを送受信する。パケットロスやRTT(Round Trip Time)などの情報をRTCPを使って取得する。」です。 RTPは下がUDPである必要は全く無く、IPの上に直接乗せたり、ATMの上に乗せたりする事もできるので、この表現は正しくは無いのですが、現状の用途だと大体これで説明できてしまうと思います。
RTPの特徴的な部分としては、「RTPは単独では不十分なプロトコルで、RTPだけでは動作できない」事が上げられます。 RTPは、ペイロードフォーマットとプロファイルの3つが組み合わさって初めて動作できます。
RTPについて