インターネット技術を知ろうとしてみる(3)
NATを使ってみる
せっかく3台のPCを接続したので、今度はNATをしてみましょう。 ADSLの普及とともに、今やNATは幅広く使われる技術になりました。 あまり基本では無いかも知れませんが、知っていて損はないと思います。
Windowsを使ったNATは意外と簡単です。 コントロールパネルなどから、ネットワーク接続を表示し、プロパティからネットワーク接続を共有を選ぶだけです。
- 参考資料
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- NAT(未製作)
使い方によっては普段でも便利なNAT
NATはADSLの入り口として以外の用途もあります。 例えば、学校や会社で新しいPCにOSをインストールする場合や、新品のPCを買ってきて初めてネットワークに接続する場合に非常に便利です。
最近では、ウィルスやワームが当たり前のようにネットワークにウジャウジャしています。 ある程度規模の大きいネットワークに無防備な状態でPCを接続すると数分でPCが乗っ取られてしまいます。 何もしないPCを接続する実験をしたら、最短で10分以内に感染してしまったという報告もあるようです。
そのような被害に遭わないためには、何も対策をしていないWindows PCを外部から接続できる状態でネットワークに繋げてはいけません。 ですが、普通はWindowsUpdateをするにはネットワークが必要で、鶏と卵問題が発生してしまいます。 このような時に、ネットワークインターフェースを2つ持ったWindows PCがあると重宝します。 ネットワークインターフェースを2つ持ったWindows PCをNATルータとして機能させ、新品PCをNATの内側に退避させてWindowsUpdateを行えば良いのです。
多少面倒ですが、いざというときの裏技として覚えておくと役に立つ事があるかも知れません。
最後に
何となく色々書いてみましたが、何となくなので、わかりにくい部分が多々あると思います。 わかりにくい部分や間違いなどをご指摘いただければ幸いです。 誤字脱字など、細かい突っ込みでも大歓迎です。
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