サンプル利用方法
Mac OS Xでのネットワークプログラミングを説明するにあたりコードサンプルを掲載していますが、ここでは、それらのコンパイル方法を説明します。 ただし、ここで説明する方法は、やり方の一つでしかありません。 好みに応じてコードサンプルの使い方は変えてください。 今回のサンプルを作成するにあたり、私の手元ではMac OS X 10.5.5を使っています。
サンプルコード利用例
まず、最初にファイルを作成します。 私はviを使っているので、例えば、「vi sample.c」という風にviを起動すると新しいファイルができます。 次に、起動したエディタを利用してサンプルコードを書きます。
例えば、以下のようなプログラムを作成したとします。 (ここでは、コンパイル方法の説明を行いたいため、以下のコードはネットワークを利用していません。)
#include <stdio.h>
int
main()
{
printf("hello world\n");
return 0;
}
このファイルを保存したあとに、コマンドプロンプトで「gcc sample.c」を実行します。 すると、「a.out」というファイルが出来上がります。 gccを実行した後にコマンドプロンプトで「./a.out」とするとコンパイルしたコードを実行できます。
このサイトで説明するMac OS Xネットワークプログラミングのサンプルは上記サンプルと同じ手順でコンパイルと実行が出来ます。 コンパイルが出来ない、実行しても動かないなどの問題がありましたらbugかも知れないのでご連絡ください。
なお、「cc sample.c」という風にgccではなくccという風にコマンドラインで指定して実行することも出来ます。 編集に関してはviを使わずにXcodeを使い、その後Xcode上でビルドをすることも可能です。 また、「sample.c」ではなく「sample.m」とするとObjective-Cのプログラムとしてコンパイルされ、「sample.cpp」とするとC++のプログラムとしてコンパイルされます。