インドの.IN Registryに質問してみた
昨日の「.inドメイン名停止とwhois公開代行」に関して疑問に思ったことがあったので、インドの.IN Registryに質問メールを出してみました。 質問したのは「いつからwhois公開代行が禁止されていたか?」です。
その答えには「過去にadvisoryも出している」とあり、紹介されたのが以下のURLです。 2005年2月18日付けになっています。
今回、様々な.INドメイン名に対して警告無しでいきなり停止措置がとられたようにも見えますが、そもそも.INドメイン名に対するWHOIS情報公開代行サービスというものが「あってはならないもの」だった可能性もありそうです。
っていうか、そもそも対象国の居住者であることを登録条件としているccTLDも多いわけで、インドに限らずccTLDって厳しいところが多いような気もします。 Webサイト等を作成しようと思ってクリックで気軽にチェックボックスをONにするだけで登録してしまいがちですが、実際は「外国のサービス」とも言えるわけですし。
おまけ:カナダの例
.CAのCIRA(Canadian Internet Registration Authority)は、個人が登録したドメイン名に関しては、主な登録情報がWHOIS上で表示されないようになっています。
こういう例もあるんですね。
あともうちょっとで大量に増えるnew gTLDsに関して、ここら辺の話はどうなるんですかね?
最近のエントリ
- 「ピアリング戦記」の英訳版EPUBを無料配布します!
- IPv4アドレス移転の売買価格推移および移転組織ランキング100
- 例示用IPv6アドレス 3fff::/20 が新たに追加
- ShowNet 2024のL2L3
- ShowNet 2024 ローカル5G
- ShowNetのローカル5G企画(2022年、2023年)
過去記事