JANOG31でOpenFlowについて発表します
いろいろあって、OpenFlowについてJANOG31で発表することになりました。 明日(1月24日)の朝11時、JANOG31一発目のセッション「OpenFlow - JANOGerに楽しんでいただけるか挑戦」です。
JANOG公式Ustreamも用意されているので、Ustでもご覧頂けると思います。 JANOG的な慣行で、恐らくアーカイブはされないと推測しているので、ご覧になりたいかたはリアルタイムでどうぞ。
発表内容としては、OpenFlowの仕様と実際の狭間というようなものです。 OpenFlowの仕様にはないけど、それをやるなら考慮すべきところを何となく示せればという感じです。
私は、JANOGでの発表が二回目ですが、前回発表時は会期中最低評価をマークするという実績を残してしまったので、今回は「どうやったら楽しんで頂けるか?」という方向性を強く主張してみました。
色々考えたのですが、OpenFlowまわりの話って2012年にかなり語り尽くされてるんですよね。 それを踏まえて、JANOGということで「やっぱり技術だろう」という考え、できるだけ技術的な新しい発見をして頂けそうな部分を探しました。 基本的な方向性としては、以下のようなものです。
- SDNは語らない
- OpenFlowの未来とか、OpenFlowの欠点という話題も避ける
- disらないし、褒めない
- 「あ、この部分は知らなかった!」という要素が、ひとつふたつ入れられたらいいかな
私が発表メンバーに参加する前のタイトルは「よくあるOpenFlowの誤解と事実 - とあるOpenFlowを利用したベンダのSEのつぶやき(仮」だったのですが、私はベンダSEではないこともあり、タイトルを「OpenFlow - JANOGerに楽しんでいただけるか挑戦」に変更してもらったりしました。
私のパートのスライドは以下のようになっています。 「製品の実際を教えて下さい!」的な導入です。
JANOGは質疑応答時間を確保することが重要なので、質疑応答に10分ぐらいと思うと発表時間が30分ぐらいで、その時間をNECの宮永さんと二人で発表なので内容をかなり絞っています。
テーマは、仕様には書かれていないけどデファクトスタンダード的な扱いになっているLLDP(IEEE802.1AB)を利用したOpenFlowにおけるネットワークトポロジ検出と、OpenFlow仕様だけでは実現できない筈だけど何故か色々なソリューションで実現可能とされているQoSに関する話です。
JANOGスタッフな方々と、発表者二人で昨年後半からミーティングを重ねて練った内容ですが、さて、、、これで楽しんで頂けるのか挑戦という感じです、、、 どきどき。。。
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