インターネットプロバイダランキング2012

2013/1/18-1

Renesys Blogで毎年公開されているインターネットプロバイダランキングの2012年版が公開されました。

なお、これは、一般家庭向けのインターネットサービスプロバイダランキングではないのでご注意下さい。 世界中のISPやコンテンツ事業者等にインターネット接続性を提供するインターネットプロバイダのランキングです。

2012年のランキング上位を見ると、1位と2位は昨年と同様です。 1位Level3、1位Level3(旧Global Crossing)、2位NTTとあります。

1位のLevel3は、旧Global Crossingと別々のAS番号によるランキングとして書かれていますが、順位は合わせて1位として扱われています。 個別に扱っても1位と2位の事業者が合併したこともあり、昨年から圧倒的1位となっています。 Level3と旧Global Crossingが別々に描かれているのは、まだ別々のAS番号による運用は続いているためとあります。

Sprintの順位低下

昨年後半にソフトバンクによる買収が話題だったSprintは、2011年版のランキングではNTTに続く4位でしたが、2012年版のランキングではヨーロッパのTeliaSoneraが3位となっています。

Sprintの今年のランキングは6位となっています。

まとめ部分

Renesys Blogでの2012年版ランキング記事では、アジアでの競争に関して多く言及されています。 最後のまとめでもアジアにおける競争が言及されています。

その他、今後はアフリカにアテンションが集まる可能性も、最後のまとめで言及されています。

Renesys Blogの最後は、多様化するトランジット市場に言及しつつ、2013年はパスの品質や遅延に関する計測に力を入れて行くということが書かれていますが、遅延等の計測手法(計測地点数等)が個人的に気になりました。

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