ヨーロッパ、中東、中央アジア地域のIPv4アドレス在庫が枯渇
ヨーロッパ、中東、中央アジア地域のRIPE-NCCが、IPv4アドレス在庫の最後の/8ブロックからの割り振りを開始しました。
RIPE-NCCのリリース文に直接的に「枯渇」と書いていないようですが、最後の/8ブロックからの割り振りポリシーに突入したということで、RIR(Regional Internet Registry)におけるいわゆる「IPv4アドレス在庫が枯渇」の状態になりました。
これで、日本が属するアジア太平洋地域のAPNICに続いて、ヨーロッパ/中東/中央アジア地域のIPv4アドレス在庫が枯渇したことになります。 世界5つのRIRのうち、2つが枯渇状態になりましたが、残りの3つも2年以内に枯渇状態に陥るものと予想されています。
- IPv4アドレス移転制度に大きな変化 - ARINからAPNICへの移転が可能に
- IPv6はIPv4アドレス枯渇を直接解決するものではない
- IPv4アドレス枯渇。その意味と恐らくこれから起きること
- IPv4アドレス在庫枯渇/IPv6関連記事一覧
最近のエントリ
- 日本のIPv6採用状況が50%を超えている件について
- 「ピアリング戦記」の英訳版EPUBを無料配布します!
- IPv4アドレス移転の売買価格推移および移転組織ランキング100
- 例示用IPv6アドレス 3fff::/20 が新たに追加
- ShowNet 2024のL2L3
- ShowNet 2024 ローカル5G
過去記事