GoDaddyのサービスが大規模停止
GoDaddyのWebホスティングサービスなどが落ちていたようです。
- BBC News: GoDaddy hosted websites down 'in possible hack attack'
- CBS News: GoDaddy goes down, Anonymous claims responsibility
- GoDaddy Outage Takes Down Millions Of Sites, Anonymous Member Claims Responsibility
- GoDaddy outage makes websites unavailable for many Internet users
- Technology Review: GoDaddy Brought Down by Hackers
落ちた原因はDDoS攻撃であるとされていますが、実際にそうであったかどうかは現時点では不明であるという報道のされかたが多いです。
AnonymousOwn3rというTwitterアカウントが「Hello godaddy.com now yes! all servers #tangodown by @AnonymousOwn3r」と発言し、攻撃の成功を公表していますが、それが本当であるかどうかも現時点では正式に公表されていないようです。
もし、本当にAnonymousOwn3erによるDDoS攻撃だったとして、GoDaddyが何故狙われたのかが気になります。 まず真っ先に思いつくのが昨年のSOPA騒動(参考:世界最大のレジストラGo Daddyが大炎上、SOPA支持表明で)ですが、AnonymousOwn3rの主張は多少違うようです。
「I'm taking godaddy down bacause well i'd like to test how the cyber security is safe and for more reasons that i can not talk now」だそうです。 「サイバーセキュリティを試したい」のと「今は言えない理由」とのことです。
この件に関しては、そのうちGoDaddyから正式な発表があるでしょうし、もうちょっと詳しい情報が徐々に出て来ると予想されるので、それらを待ちたいと思います。
追記
次のように、GoDaddyの77個全ての権威DNSサーバが単一のASで運用されているという点を指摘しているTweetもありました。
GoDaddy's 77 name servers all have IP addresses in AS26496; that does not seem sufficiently redundant?
追記2
その後、GoDaddyによる発表では、DDoSやクラックではなく内部の問題であったとされています。
最近のエントリ
- 日本のIPv6採用状況が50%を超えている件について
- 「ピアリング戦記」の英訳版EPUBを無料配布します!
- IPv4アドレス移転の売買価格推移および移転組織ランキング100
- 例示用IPv6アドレス 3fff::/20 が新たに追加
- ShowNet 2024のL2L3
- ShowNet 2024 ローカル5G
過去記事