「マルチキャストを含めたIPv6コミュニケーションを実現したかった」- NTTフレッツ網IPv6が開始された理由

2012/8/2-1

取材に行ってから多少時間が経過してしまったのですが、NTTフレッツ網で、いわゆる閉域網IPv6が提供された経緯に関して、NTT東日本さんに伺ってきました。

取材前には全く予想していなかったのですが、その理由としては、マルチキャストの存在が非常に大きかったようです。

以下、取材内容です。

Q: フレッツ網でユーザセグメントに対して、「外とと繋がらないIPv6」が最初に提供されたのは2004年のフレッツ・ドットネットがあり、その次がNTT西日本のフレッツ・光プレミアムだと思うのですが、それは正しいですか?

フレッツ・ドットネットの提供を始めた時は、フレッツ・ドットネットに契約をすればRAがユーザセグメントに流れるというサービス仕様でした。

そういう意味では、フレッツ・ドットネットの方が先に開始しています。

ただし、IPv6を使うことに関しての検討は、東西で一緒に行っていました。

方法論として、既存のフレッツという網を利用したのが東で、網としてフレッツ・光プレミアムというのを構築したのが西ということです。

IPv6を含めて新しく色々なことができる網をユーザに提供するために西がフレッツ・光プレミアムを構築し、東はそれまで存在していたフレッツ網にIPv6をアドオンしました。


Q: IPv6をNTT東日本フレッツ網にアドオンしたのは2007年ですか?

2004年です。

フレッツ・ドットネットを始めたときです。


Q: 企画段階ではフレッツ・ドットネットもフレッツ・光プレミアムも同時に開始で、フレッツ・光プレミアムは新たに網を作成したので開始がフレッツ・ドットネットよりも1年後だったということですか?

はい。

検討のスタートは、ほぼ同時でした。

NTT西日本が、なぜ新たな網を作ったのかに関しては会社としての判断であり、私もNTT東日本の人間なので残念ながら、当事者としてお伝えすることはできないのですが、その方が良いと判断したのだと思います。

それが結果としてのつくりなのですが、もともとの話になりますと、以前新聞社の記者さん向けの勉強会で同じ内容をお伝えしているのですが、今はひかりTVというサービスで、その前段は4h MEDIA(フォースメディア)という、ぷららが始めたサービスがありました。

当時、「IPでコンテンツを配信しよう」という、いわゆるコンテンツデリバリーというのが流行っていて、NTTグループの中では、オンデマンドTVと、OCNシアター、と合計3つのサービスがありました。


Q: トリプルプレイと言われていた頃ですか?

はい。そうです。

で、映像を流していこうと。

一つは、その前からVoDのようなものはあったのですが、放送系のサービスもやっていこうという話があったときに、実験だったのですが、当時、映像配信をしていた事業者のうちの一社ががIPv4の今のPPPoEの仕組みの上でマルチキャストを使って放送をやろうとしてみたことがありました。

しかし、網内を流れるトラフィックという面からは、結局それはVoDと何も変わらなかったのです。つまり、PPPoEによって集約された場所までパイプを作って、そこで一生懸命コピーをしても、トラフィックの量としてははユニキャストと全く同じになってしまっていました。

つまり、折角マルチキャストを採用しても、コストメリットもなく、放送系なのにVoDをやっているのと全く変わらないという結果でした。

そういう意味で、マルチキャストを有効に使いたいという思いがありました。

また当時、我々がIPv4によるネットワークサービスを提供するというのは、全体的な雰囲気として許されない感じでした。

やるのであればIPv4以外でそういうことを実現する必要がありました。

いずれにしても、PPPoEのようにパイプを作ってしまうとマルチキャストという技術を有効に活用できません。

マルチキャストというのは、途中のルータがコピーを行ってくれるのでコストを削減できるのであって、PPPoEで集約している上流まで上がってしまっては意味がないのです。

そういった状況の中で、我々が取れる方法としては、IPv6しかありませんでした。

当時、いくつかのISPさんもIPv6の実験は行っていましたが、IPv4の上に乗っける形でした。

IPv6でマルチキャストを使えば、効率的にコストも抑えて提供もできるということで、その時点でIPv6の/32を取得しました。


Q: 2001年ですか?

そうですね。

現在は、JPNICがIPv6の払い出しを行っていますが、当時その/32というのはAPNICから払い出されています。

当時は、IPv6に関してはAPNICが管轄しておりました。

このような使い方をするということをAPNICにご説明をして、そのうえで割り振られたアドレスです。


Q: 2001年当時にAPNICに用途を説明したうえで申請が通っているということですか?

はい。

グローバルIPv6アドレスなので勝手に使えませんし、正式に割り振ってもらう必要があります。

それから、代案として示されているULA(Unique Local Address)が登場したのは、その後のことです。

お客様のところがIPv6マルチプレフィックスになるじゃないかという点は当時もご指摘頂いておりましたが、IPv6がほとんど使われていなかったことや、最初は実験的な取り組みであったことから、やってもいいのではないかとなりました。

もう一つは、IPv6がもっと使われるようにするために、ネットワークを先に提供すべきかそれとも端末を先に提供すべきかという、鶏が先か卵が先かという議論がありました。

そういった背景もあり、IPv6の利用が増えるのであれば、ネットワークを先に提供してもいいのではないかというのもありました。

事実、IPv6対応端末の拡大という意味で、ルータでのIPv6パススルー機能などがIPv6ネットワーク提供後に入ってきました。

他の事業者がIPv6インターネットサービスを開始すればマルチプレフィックスが発生するのではという話はあったのですが、それはそのときにケースバイケースでお互いにサポート体制を持ってやろうかと言っていたのがつい最近まででした。


Q: そのようなことを全国的に行われたのは、それをやることで大きな利益があるからだと思うのですが、それはどのような部分ですか?

理由として先ほどお伝えしたのが、映像系のサービスだったのですが、IPv6の提供を申し込み制にすると、その申込と映像サービスの申込と合わせて、2段階の申し込みが必要になります。

たとえば、ISPさんでは、フレッツとISPの両方との契約が必要です。

同様に、つまり、いわゆるIP放送のようなコンテンツデリバリーを受ける為に、コンテンツ事業者さんと同時に我々へ申し込みが必要になります。

それではとてもやりにくいです。

お客様も理解しにくいという事になると、コンテンツ事業者さんもビジネス機会が奪われているという話になりますし、それだったら、我々側の申し込みを無くすことでビジネス機会の損失を減らせるだろうということでした。

そういった感じで拡げてきたというのが実際です。


Q: IPTV系のサブスクライバー数はどれぐらいですか?

最近のひかりTVさんが、この3月で東西で200万を越えるサブスクライバー数と発表されてました。


Q: IPTV系の配信以外でフレッツ網のIPv6は何で使われていますか?SIPやVoIPですか?

SIPやVoIPはIPv6でも使えるようにはなっています。


Q: あまり使われていないということですか?

今は、あまりは使われていませんね。


Q: 仕様だけあるような感じですか?

そういう意味では、SIPを使ってギャランティ型のデータ通信を行うデータコネクトというサービスを提供していて、それはIPv6を使っています。

それを使ってテレビ会議ができるので、そういったビジネスをされている方もいらっしゃいます。

数はまだ多くないのですが、そういった使われ方をされている方々もいらっしゃいます。


Q: フレッツ網のIPv6を使ってサービスを展開している事業者がいくつもあるということですか?

たくさんあるわけではありませんが、いらっしゃいます。

例えば、テレビ会議機能を実現するためには、ミキシング機能等が必要なのですが、その部分は我々は持っておらず、それは別の事業者さんが持っているということです。


Q: そのようなサービスを受けたい場合、何らかのフレッツ網との契約が完了しているユーザは、そのサービスを提供している事業者だけに申し込めばいいのでしょうか?

ASP機能だけであれば、その事業者さんのところに申し込めば大丈夫ですし、自分達でSI、ソリューションとして構築したいのであれば我々のところの窓口と話をするという形になります。


Q: ということは、今のフレッツ網によるIPv6とISPによるIPv6が競合している、NTTフレッツ網IPv6マルチプレフィックス問題は、ISPによるIPv6インターネットサービスと主に映像配信系サービスが競合しているということですか?

映像などを含む我々のサービスのために払い出した結果論としてクローズドと言われているIPv6アドレスと、今後ISPさんが払い出してくるIPv6アドレスとの競合ですね。


Q: 映像配信系サービスを行いたかった理由を教えて下さい

魅力的なサービスが欲しいというのがあったことは事実ですね。

当時、トリプルプレイが、非常に注目されていた時代ですから、そういったことができるというのはビジネス的に武器となりました。


Q: トリプルプレイ的なサービスをするうえで総務省等の認可は必要でしたか?

トリプルプレイは結果論として、それができると言っているのであって、配信機能そのものは我々が提供しているものではありません。

4th MEDIAのコンテンツを供給している事業者に、いわゆる放送のようにIP上で映像を流す電気通信役務利用放送の業務についての申請が必要となります(*)。

流すこと自身に関して、我々に何らかの認可が必要だったわけではありません。

(*) 電気通信役務利用放送法(2011年に電波法に統合)に下記のとおり定められています。 「電気通信役務利用放送の業務を行おうとする者は、総務大臣の登録を受けなければならない」


Q: それはNTT法等で決められた域内でのみ通信を行うからですか?

はい。そうです。


Q: NGN網とBフレッツ網で法的な区分は同じですか?

法的には同じです。

NGNは統合網であるのに対して、Bフレッツ網はいわゆる地域IP網とひかり電話というものがアクセス部分を共用したというものでした。

しかし、NGNは物理的にネットワークを統合したものではありますが論理的にはわかれています。

我々としては、いわゆる約款と呼ばれている契約書というものは、NGNになっても、IPの約款と電話の約款は別に存在しています。


Q: Bフレッツ網であれ、NGN網であれ、総務省の認可が必要なものは変わらないということですか?

はい。同じです。


Q: 質問が繰り返しになってしまうかも知れないのですが、IPv6を利用して地域IP網でIPv6を利用して映像配信を行うのは、総務省の許可が必要なく行えたことなのでしょうか?

そうですね。

いわゆるコンテンツを放送っぽく流しても良いというのは別に認可は必要ですが、そういった機能を作る部分に関しては新たな認可は必要ないです。


Q: どういったときに認可が必要になるんですか?地域IP網外と繋ぐときですか?

いろいろあるのですが、元々、地域IP網というのは、NTTが分割したときにはNTTと東と西の役務は県内だけでした。

それをつないでいるのが、NTTコミュニケーションズという県間というサービスでした。

当初は県単位で出来ていたのが地域IP網だったのですが、それだと色々と不便だとういことで、これを業務区域を越えない範囲、すなわち東は東で西は西の業務区域内ですが、それを越えないで県間を繋いでもいいですかというのが、いわゆる活用業務というものです。

我々はそれを「広域化」と呼んでいますが、それが2003年、平成15年です。

既に、広域化に関しては、東エリア間では全県繋がっております。

それを使って一箇所から、NTT東日本の全域に対してコンテンツ配信が可能となっています。

但し、地域IP網から地デジのIP再送信も行っていますが、あれは放送法の制約があって、放送局が配信できるエリアが決められているので、その範囲で配信していることになりますが。


Q: 広域化が行われた後もISPは県間通信をNTT東西以外から購入し続けている事例が多いのですか?

実態問題として、ISPさんの接続というのは広域化前につくられていることが多いので、広域化後のサービスを利用されて網を構築されている方は、それほど多くはありません。

いわゆる自前で中継回線を調達しているという形になっています。つまり、県単位でISPの皆様が、フレッツとの接続点に繋ぎに来ている場合がおおいのです。


Q: その部分がNTT IPv6マルチプレフィックス問題におけるIPv6 PPPoEとIPv6 IPoEの違いにおける大きな要素となっているわけですよね?

はい。そうですね。


Q: 広域化と.Netやプレミアムの開始は広域化の方が先で、広域化があったからこそできたことということですか?

はい。そうです。

県内だけではなく、県間もまたがって通信ができると。

そうでないと、コンテンツ事業者が、コンテンツを配信する時に、マルチキャストができないんですよ。

さらに、業務区域を繋ぐのが活用申請なのですが、それをやるのであれば総務省の審議会で議論していただいたうえで、パブリックコメントを募集するなどの手続きが必要でした。

いまでこそ4ヶ月ぐらいになっていますが、当時は半年以上かかりました。


Q: 広域化後のIPv6導入からNTT IPv6マルチプレフィックス解決案までの流れを教えて下さい

IPv6を好んで使われるかたというのは、相当リテラシが高いかたで、そこはサポート体制をしっかりして、いわゆるルーティングテーブルを書いていくようなサポートをしていくというので一義的には大丈夫じゃないかという話でした。

しかし、実際にはIPv4アドレスが枯渇して、IPv6ということで普通の方々も利用されるようになってくると、そこはマルチプレフィックスということで何とかしなければならないという話になってきたのが、2008年ですかね。


Q: 2007年にBフレッツ網にNTTによるIPv6が流れ始めた時点で「NGNではどうなるんだ?」という声はありましたよね?Bフレッツ側に流すことに対する反対意見というのは、なかったのでしょうか?

先ほども申し上げました通り、ISPとフレッツ網の両方のIPv6を契約しているユーザは、当時はあまりなかったので、どうやって対応するのかという話はあったのですが、一度は、全部IPv6を止めるのかという話を含めて検討しましたが、結局、そこまではやり過ぎだということで、まずはサポート体制を整えることになりました。


Q: サポート体制とは具体的にどのようなことでしょうか?

まず、うまく繋がらないというようなお問い合わせに対応する窓口を作って、ISPさんと情報をお互いに交換しておいて、「この件についてはうちで」という感じで対応を決めていきます。

NTTの中でも、それをやる専門の部隊があります。

マルチプレフィックスに関してですが、やりようは二つありまして、一つは、今のIPv4のようにNATをしてどちらか一方のプレフィクスを端末使う方法で、これはIPv6にプライベートアドレスという概念がないので、ISPのプレフィクスかNGNのプレフィクスかのどちらかを使うということになります。

もうひとつがユーザに対して提供するIPv6プレフィクスを一つにして、網側で使い分ける方法です。


Q: ルーティングオプションでデフォルト経路を流さないという方法も将来的にはあり得ますか?

次に、フォールバック対策はどうするかという話があります。

今後については、色々あると思いますが、現時点でそれらが使えるかというとそれは現実的ではありません。

たとえば、RFC3484でポリシーテーブルを書くという方法もありましたが、パソコンだけが対象だけではないんです。

テレビにIPアドレスがついていたり、組み込みデバイスもIPv6を利用する端末としてあります。

それらが、IPv6 routing optionを受け取って処理ができるかというと、そこはちょっと厳しいかなと思います。

そういった背景もあり、今回、解決策を策定しましたが、それがRFCになるかというとわからないという事情もあります。


Q: 話が戻るのですが案3というのがありましたが、フォールバックに関連して案3に関する言及がチラホラ出ているように思えます。現時点では案3を実現するうえでの法的な制約はないと考えて正しいですか?

法律というよりは、我々の業務範囲というものをどう見るかということでして、我々がいわゆる東日本エリアで決められている、この中で完結する通信はいい、といわれています。

例えば、通信の発側が東京で着側がアメリカだとすると、そのような通信は、我々の業務範囲を越えているのではないかという読みかたができます。

法律ではISP事業そのものが明確に禁止が明記されているわけではないのですが、我々の業務区域を越える通信が通常に発生した場合、我々のできる範囲を越えてしまうということかなと思います。


Q: では、そもそも、業務範囲が越えていると思える内容の案がなぜ議論の訴状にあがったのでしょうか?

当初、NGNにおけるIPv6インターネットの接続方式案(案1、案2、案3)はNTT側から提示したものではないんです。

「技術的な方法論として、こういった方法があり得ますよね?」ということで、JAIPA側からご提案を頂いたものなんです。


Q: NTT側から提案したり、JAIPA側と一緒に考えたわけじゃないんですか?

違います。「1、2、3というのがありますよね。NTTさん考えて下さい」というところからはじまっています。


Q: 案3に関してはJAIPAが反対を表明していた気がしますが、実現し得ないものがJAIPA側から提案されてきたということですか?

最初は、そこら辺が我々も、良くわかりませんでした。

なので、「このなかから選べば良いんですか?」と言ったら、「いや、そういうことじゃないんだ」と、「技術的に取り得るものかどうかということなんだ」ということでした。

その後、ビジネスを見据えた議論が続いたというのが我々の認識です。


Q: フォールバックによる遅延問題の取り組みに関して教えて下さい

NTT IPv6マルチプレフィックス問題への取り組みとは違い、今回は最初からどういった手法が可能かの原案を考えるところから我々も加わっています。

どちらかというと、素案がいくつか出たのですが、それらを評価するようなこともありました。


Q: Googleからは何と言われていますか?

二つあってですね、元々は遅延の問題であるという話でしたが、その遅延はIPv6を払い出さなければ遅延は起きないので、そういう意味ではIPv6を止めてしまえば解決するのですが、一方でIPv6でのコンテンツ配信を推進したいと言う事で、それを早くつけたいという話もあります。

今回の議論の過程で、今のフレッツとISPの役割分担の構造を含めて説明したのですが、恐らく構造はご理解頂いたと思いますが、そのうえで、「じゃあ日本はどうやってIPv6を推進するの?」と、"ジャパン"に対して言っている気がします。


Q: 「遅延をどうにかすべきだ」という話と「IPv6を推進すべきだ」という二つの異なることを同時に言っているということですか?

同時にというよりも順番に言っていますね。

そもそも彼らはコンテンツを提供するのに、フォールバックの遅延が発生するとよろしくないと。

なので、そもそもフォールバックを起こさないで欲しいと。

そのためのアプローチとしては方法が二つあって、IPv6にアクセスさせないようにするために、DNSの応答からAAAAをフィルタする方法と、IPv6に繋げてしまうという方法です。

順番で言えば、まずは意図せずにIPv6通信をしてしまうことを抑制し、その次に、できるだけ多くの利用者にコネクティビティを出す事に努めると言う事になると思います。

抑制する方に関しては、これまでの話し合いの中で「そうか」と納得して頂けたのですが、今度は「IPv6のデプロイを忘れたりしませんか?」ということを気にしています。

世界でIPv6が伸びて行って、日本だけがIPv6が進まないと、どこかのタイミングでキャッチアップするときにコンテンツ事業者側もコストがかかるので、できるだけ早く日本もIPv6を推進して欲しいということを言っています。


Q: 今後はIPv6の問題はどうやって進んで行くと思いますか?

フォールバックの問題はいったん終わっているので、これからは今後の普及/促進策に関して話し合うことになると思います。

総務省もIPv6を推進してきた立場なので、何らかの動きがあるのではないかとは思います。

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