もうすぐヨーロッパ、中東、中央アジア地域のIPv4アドレス在庫が枯渇?
potaroo予測によると、今月末にRIPE-NCC(ヨーロッパ、中東、中央アジア地域)のIPv4アドレス在庫が枯渇すると予想されています。 この記事を書いている時点では7月28日に枯渇するとあるので、あと3週間ぐらいです。
2011年2月にIANAのIPv4アドレス中央在庫が枯渇し、2011年4月に日本を含むアジア太平洋地域(APNIC)のIPv4アドレス在庫が枯渇しました。 日本では既にAPNIC/JPNICのIPv4アドレス在庫が枯渇状態になってから1年以上経過しているので、何となく「いまさら感」があるかもしれませんが、「IPv4アドレス在庫枯渇はこれから」という地域の方が現時点では多かったりします。
potaroo予測では、ARIN(北米、及びカリブと北大西洋地域)は来年前半、LACNIC(ラテンアメリカ及びカリブ海地域)は再来年前半、AfriNIC(アフリカ地域)は再来年後半に、それぞれ在庫が枯渇すると予想されています。
枯渇が徐々に進んでいますね。
追記
その後、potaroo予測は10月前半に変わりました。
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