インターネットプロバイダランキング2011
Renesys Blogで2月8日に「A Baker's Dozen, 2011 Edition」が発表されています。 インターネットに流れている経路を元にスコア付けが行われたもので、2008年から行われています。 Tier1の明確な定義はありませんが、このランキング上位の企業がTier1であるとボンヤリと思うと良さそうです。
このランキングでは、Level3が1位、Global Crossingが2位、NTTが3位となっています。 昨年、2位のGlobal Crossingが1位のLevel3に買収されているので、実質NTTが2位となっています。 現時点では、まだ流れている経路がLevel3とGlobal Crossingで別々なので、ランキングも別々になっているようです。 昨年4月時点での計測データでは、Level3+Global Crossingは50%以上のマーケットシェアのある圧倒的1位になり、2位のNTTは20%強のシェアになっているとありました(参考:Level Crossing - Renesys Blog)。
IPv6でのインターネットプロバイダランキングも今回は公表されていました。 IPv6 Customer BaseおよびIPv6 Customer Growthともに、1位はHurricane Electricでした。 2位がGlobal Crossing、IPv6 Customer Baseの3位がLevel3、IPv6 Customer Growthの3位がInit7 Global Backboneとなっています。 NTT CommunicationsはIPv6 Customer Baseで6位、IPv6 Customer Growthで4位です。
今後も、これらのランキングは大きく変更しそうです。
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