10日でサイト遮断が可能。スペインで強力な海賊版対策法が可決

2012/1/4-1

ここ数ヶ月アメリカのSOPAやPIPAが話題ですが、スペインで政府機関がISPに対して著作権侵害コンテンツを含むサイトをブロックするように命令できる法律が可決しました。

文化省のAngeles Gonzalez-Sinde大臣にちなんで「Sinde-Law」と呼ばれる今回の法律では、権利者が新設される政府委員会に著作権侵害サイトを報告できるようになります。 政府委員会は、侵害サイトもしくはISPのどちらに対して対応を行うかを判断します。 その後、裁判所がサイトを停止させるかどうかを判断します。 ISPに対してブロックを命令することも可能なので、スペイン国外にあるサイトへのアクセスを遮断することも可能です。

このプロセスは10日以内に完了します。

BBCの記事によると、スペインでは、この制度に対する激しい反発がネット上で巻き起こっているとあります。

著作権侵害コンテンツを含むサイトをブロックするという流れが、その他の国々でも徐々に増えて行くかも知れないと思う今日この頃です。

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