A10ネットワークス NAT64/DNS64機能を持つACOS2.6.4の提供開始
A10ネットワークスから、NAT64/DNS64機能を持つACOS(Advanced Core Operation System) 2.6.4提供開始の発表が行われました。 ACOS 2.6.4そのものは米国のA10 Networks Inc.から既に発表されていましたが、A10ネットワークス株式会社は日本の法人で、A10 Networks Inc.の子会社なので、A10ネットワークス株式会社としては初の発表となります(要は日本での提供開始の発表)。
ACOS 2.6.1でCGN(Carrier Grade NAT)、DS-Lite(Dual-Stack Lite)などの機能が搭載され、今回のACOS 2.6.4でNAT64/DNS64機能が搭載された形です。 64ビットAXシリーズハードウェアのソフトウェアをACOS 2.6.4にアップデートするとNAT64/DNS64を使えるようになります。
NAT64/DNS64は流行りそう
今年4月にNAT64がRFC6146として、DNS64がRFC6147としてそれぞれ標準化されましたが、今後、様々な場所でこれらが使われそうです。
これまでCGNに関する議論が数多くあり、日本でもモバイル網のCGN化が進んでいますが、それが一段落したら、その次はモバイル網がNAT64/DNS64技術(もしくは類似するその他IPv4/IPv6共存技術)を利用してユーザ環境の完全IPv6化が進んでいくような気もします。
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