技術用語で、それを「世間」と言う
ある日、私はTwitterでのやり取りや、自分を中心として形成されるオンラインコミュニティについて、とある専門家の方に対して熱く語っていました。 自分を中心としたコミュニティであると同時に、全参加者が各自を中心としたコミュニティを形成できる空間としてのSNSやTwitterは非常に面白いという話題だったのですが、某専門家の方の冷静な一言が非常に印象的でした。
「それって技術用語で何て言うか知ってる? "世間"って言うんだよ(にっこり)」
ああ、そうか。 そういう意味では、人と人との繋がりは自分で構築するものだし、自分が居心地が良いコミュニティは自分で時間をかけて構築していくものですよね。 人によってはそれを「人脈」と言うし、人によっては「居場所」というのかも知れません。
やっぱりオンラインでのコミュニティもリアルでのコミュニティも本質的な所では、人と人の繋がりであり、大きな違いは無いのかも知れません。 PCを通して顔が見えない、会った事がない方々とのやり取りをするという点は確かにリアルとは多少かけ離れています。 しかし、職業によっては毎日が新しい方々との関連構築な場合もありますし、単に普通の人でも交友関係や関連を持てる範囲が広がっているだけなのかも知れません。
ただ、現在のTwitterに関しては、いわゆる現実世界での「世間」とは違う点があるかも知れないという点に関しては某専門家の方と意見が一致しました。 今の日本におけるTwitterは、比較的ITリテラシが高い人を中心としています。 また、ある程度新しいもの好きであったり、何かの分野で成果を上げている人の比率が高いと思われます。 そのように「濃度が高い」というのが、今のTwitterの利点であり、数年後はどうなるかは不明だなぁという話にもなりました。
やっぱり全ては「世間」なんですよ!と思った今日この頃でした。
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