痛みの単位はhanage

2009/4/9-1

追記

鼻毛の話は、ずっとチェーンメールだと思っていましたが、ご指摘を頂き、実はこのhanageチェーンメールには元ネタがあることがわかりました。 「やゆよ記念財団 : 痛みの基準は鼻毛」。 今回の文章は知人の古いinboxから送って頂いた物だったので、あまり調べずにそのまま掲載してしまいました。 自分の無知によって原文(元ネタ)への敬意と配慮を欠いた行動を取ってしまった事をお詫びします。 お知らせ頂いたyomoyomoさん、ありがとうございました。

以下、追記以前の文章

90年代中盤にチェーンメールで流れていた文章です。 何か凄く懐かしいです。

結構色々なところで公開されている文面ではありますが、まわりに知らない人が結構多かったので、公開してみることにしました。

念のため言っておきます。嘘ですから。こんな単位はありませんから。 信じないで下さいね。


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日本経済新聞 11月16日 朝刊

(ジュネーブ発 西山 章宏)

スイスの保養地、ダヴォス・プラッツで11月10日から11月14日まで、行われた、
世界知覚認識学会(ミシェル・ポーター会長)で、北海道大学医学部の斉藤信
(まこと)教授が提唱した、痛みを表す「hanage」と言う単位を、世界で共通の
単位とする事が承認された。本来、痛みは、個人差が大きく、同じ刺激でも主観
によって感じ方が異なるため、客観的に数値で表すことは、不可能であると思わ
れていた。しかし、斉藤教授は、「鼻の粘膜は、人体の中で一番個人差が小さい。」
事に注目し研究を進めた結果、1cmの鼻毛を、1N(ニュートン)の力で、引っ張
る時に生じる痛みを、1hanageと定義出来ることを発見し、そして今学会で単位
として承認された。斉藤教授によると、足の小指を角にぶつけたときの痛みは、
2〜3Khanage(キロハナゲ)、お産の時の痛みは2.5〜3.2Mhanage(メガハナゲ)
になるのだそうだ。「痛みを数値で表すことにより、正確な治療に役立つ。」
(斉藤教授)そうで、今回の発見は、大変画期的だそうだ。「日本人の提唱する
単位が、世界で認められるのは、非常に珍しい。」(京都大学 横田昌平教授)
そうで、日本発の「グローバル・スタンダード」は、驚きをもって迎えられてい
る。

------- End of Forwarded Message

(日経新聞から抜粋)

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  日本や欧米各国の政府は、来年から痛みの統一単位、「ハナゲ」を採用するこ
とに決めた。ニュートン、ヘクトパスカルに続く新単位の登場で医療機器や薬品
のメーカーは対応に追われている。国際標準化機構(ISO)によれば、1ハナゲの
定義は「長さ1センチのハナゲを鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張り、抜い
たときに感じる痛み」大気汚染とハナゲの成長速度の相関性について研究してい
た永井花外・室蘭私立医科大学教授が、二年前、鼻毛を鉛直方向に抜いたときの
痛みに、性別さや個人差がまったくない事を偶然発見したため、この基準が採用
された。これまで、痛みについてはその程度を示す明確な数値がなかったため、
「子どもを産んだときはすごく痛かったわ」「痔の手術の後の抜糸は痛いなんて
もんじゃない」「ムチがいいか、ロウソクがいいかと問われれば私は迷わずムチ
を選ぶ」といった論争が起こっていた「ハナゲ」の採用で、これらの無意味な論
争にも決着がつくとみられる。中高生の間では番長選出度の透明化への期待が高
まっている永井助教授によれば、麻酔なしで虫歯を抜いたときの痛みは≡500ハ
ナゲタンスの角に足の小指をぶつけたときの痛みは≡200キロハナゲ分娩の痛み
は≡2,3メガハナゲ程度だという(安産型骨盤の場合)なお、日本政府では恥ず
かしさの単位として、見知らぬ人の面前でお稲荷さんがポロッと露出してしまっ
たときの恥ずかしさ「イナリ」を採用することも検討している以上

ーーーーーーーー続編ーーーーーーーーーーーー

関係者各位

以下の国際標準化機構(ISO)の発表に伴い、昨日、東京・国際フォーラム
において行われた日本非政府団体連盟主催の標準化単位認定評議会が行れまし
たので、議事録を送付致します。宜しく御査収下さい。

標準化単位認定評議会議事録

開催日時:11月19日(木)  19:30〜21:30
場所:東京・国際フォーラム 大ホール

1. 痛みの基準「ハナゲ」の単位認定に関しては、委員会メン
    バーは概ね成。
   「長さ1センチの鼻毛を鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張
    り、抜いたときに感じる痛み」という定義に関しても大きな反対
    意見、懸念事項はなし。
2. 騒音に対する単位として「デジベル」が挙げられるが、
    さぶいギャグを言われた際 の場の静けさを表わす単位として
   「カエレ」を新たに認定しようという意見あり。
    基準としては、1つのおやじギャグがすべった静けさを1カエレ
    とした場合、10カエレで、強制退場に匹敵するのではないか?
    との見解あり。今後 も論議を続ける予定。
    尚、英語表記では1GHM(Go Home/ゴー・ホーム)が
    簡潔で良いのではとの意見。
3. 快楽度を表わす単位としては、コロンビア大学小里助教授から
   「アハン」が望ましいとの見解。
    但し、これは性的快楽度のみならず、一般的な快感度・不快度も
    表わすことができる。
     例えば、満員電車で隣のおやじのくしゃみに出くわした場合、
    -15アハン。
     首のツボを指圧された場合、約7アハンが相当されるとの事。
    尚、毎年12/24、25頃には、お熱いカップルの熱気で地球
    全体で5万メガアハンが記録されるとの見込み。
    科学者達の間では約4万メガアハンを超える と、
     地球の表面温度が1℃上がると予想されるため、
     世界地球温暖化を防ぐために も対策案 を練ることが急務。
4. イナリの単位については、各界からの見識者達から
    「単位が大きすぎ るのではないか」との声。
     男性が短パン着用時に起きる現象を基準にしているが、
     補助単位としてブルーマー着用時にパンツがはみ出した状態を基
    準とした、1ハミパン、他にも1ポロリ、1チクビ等も検討すべ
    きではとの意見も出た。
    今回の開催については、未定だが世論の反応次第では、今後論議
    を沸かしそうである。

参考

wikipedia : スコヴィル値

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