趣味のWebサーフィングで仕事の効率が上昇するという研究
「ReadWriteWeb - Shocking News: Scientists Say Workplace Social Networking Increases Productivity!」によると、オーストラリアのメルボルン大学で「個人的興味でのWebサーフィングは生産性を9%上昇させる」との研究発表が行われたそうです。
個人的に興味があるニュースサイトやYouTubeを閲覧することで、頭がすっきりして仕事に戻った時に効率が上昇するそうです。 研究ではこのようなWebサーフィングを「Workplace Internet Leisure Browsing (WILB)」としているとのことでした。
研究によると、職場での時間の20%以下の時間を趣味のWebサーフィングに費やす職員は、Webサーフィングをしない職員と比べて9%効率が良いそうです。 仕事の時間が2割少ないのに、9%もアウトプットがあるのは驚異的なのかも知れません。
元記事のReadWriteWebでも言及されてますが、この結果ってヘビーなネットユーザからするとあまり驚くべき事でもないのかも知れません。 例えば、ソーシャルブックマーク系のサービスで好まれるジャンルとして「仕事の行い方」や「プログラミングなどの技術的な話題」というものがあります。 これって、趣味のWebサーフィングであると同時に情報収集なんですよね。
あとは、例えばtwitterなどのサービスで仕事上必要な調べものをすることもあります。 twitterなどで繋がることによって社内では調べきれない話も結構知れたりします。 つい最近もMVNOをやるためのGGSNを用意するのに必要な経費っていくらぐらいだろうというネタを質問されて知らない人と一緒に調べてましたし、昨日も仕事上マルチキャストが必要かもしれないという人とチャットのようにtwitterを使ってました。 こういう使い方って、普段から楽しんでないと出来ないんですよね。
このような感じで、職場でのWebサーフィングが効率を上昇させるのではなく、実は職場であってもWebサーフィングをしてしまうようなネットジャンキーだから効率が良かったという結果が出ただけだったりしないんですかね?
いずれにせよ、面白い研究結果だと思いました。
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