ネットワークマガジン 2009年5月号 記事を書きました
ネットワークマガジン(Network MAGAZINE) 5月号で1ページのコラム記事を書きました。 タイトルは「インターネットだって壊れる(p.65)」というもので、2009年2月17日に書いた「今朝、インターネットが壊れました」という記事をベースにしたものです。
今回は、飛び込み提案という形での記事実現でした。 アスキーメディアワークスさんが出版されている雑誌での記事執筆を行った事がなかったのですが、ブログの記事を元に「この内容で記事を書かせて下さい!」という提案メールを送ったところ採用して頂けました!
提案内容
今年の2月にチェコのISPが変な設定を行ったために、世界中でインターネット通信障害が発生するという事故が発生しました。 その事に関して以下の3つの記事をブログで書いたのですが、折角なので雑誌記事という形でも書きたいと感じていました。
何度かメールでのやり取りを経て、突然の提案にも関わらず、1ページ分のコラム記事が実現しました(ありがとうございました!)。 全てを1ページのコラムに凝縮するため、「何を重点的に語るか?」に関して工夫をしてみました。 結局、以下のようなストーリーで書きました。
- BGP peerというインターネットの一番上の経路が切断された。
- ISP同士の接続が世界各所で切断されたので、これは「インターネットが壊れた」と言える。
- でも、1時間で復旧した。インターネットの耐障害性は強かった。
- それでも、今のユーザーは「1時間も止まるなんて未熟だ」と感じるらしい。
- インフラとしての重要性が拡大しているなあ。
- 「インターネットだって壊れる」という認識を広める必要があるのかもなぁ。
今回、1ページという分量ではありますが、全く交流が無かった所に飛び込み提案をして採用して頂くというのは自分にとって非常に大きな一歩でした。 今後も可能であればブログで書いた記事や、ブログを書くうえで得た経験を元に出版物への執筆活動も行いたいと感じています。
ブログの記事というのは、自分だけの視点でしか書いていないので、出版物から見れば「ラフな原稿」程度のものだと最近は感じています。 プロの編集者の方が入る事で、より完成度が高い文章が出来上がるというのは、やっぱり凄いなぁと再認識しました。
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