スバツイ2総括(あきみち編)
先週、「スバツイ2:この素晴らしいバカ野郎な世界:Twitter展覧会」というイベントをyasuyukimaさんと一緒に主催しました。 第1回に続き、第二回も5分間のライトニングトーク形式+5分の質疑応答という形式でした。 涙を流し、腹が筋肉痛になるのではないかと思うほど楽しませて頂きました。
登壇された皆様、当日手伝いに立候補して頂いた皆様、参加された皆様、ストリーミング視聴によるリモート参加の皆様、「リーマン人生を掛けた」「サラリーマン人生縮まったよ」会場提供のCiscoさん、急に「イベント用にグラソービタミンウォーター下さい!」とお願いして急遽配送手配をして頂けたSix Apartいちるさん、その他何らかの形で関わった皆様、ありがとうございました!
異様な盛り上がり
第一回に続き行われた第2回ですが、会場及びTwitter上で異様な盛り上がりを見せていました。 前回という前振りがあったための盛り上がりだろうと思いますが、とにかく現場とネットの向こう側の参加者の方々に楽しんで頂けたと実感できました。 (発表資料等は「スバツイ2まとめページ」をご覧下さい。)
何よりも、企画者自身が非常に楽しみました。 先鋒として出だしの勢いを作ってくれたgothedistanceさん、情報商材風にプレゼンをしつつ随所にハードウェア写真を入れてハードコアさを前面に出して頂いたMaripoGodaさん、何故かmaybowjingさんを引っぱり出して漫才を初めて頂いたnekocafeさん、「アウェー感」漂う場所で難易度の高いプレゼンをお願いしてしまったmainichijpeditさん、表ではなく水面下のTwitterを晒して頂いたdaichiさん、多くの人に勇気と和みを与えてくれたShumaiさん、最後に全てを持って行ってイベント全体をアングラ感漂う場所にした上でCiscoの大木さんのサラリーマン人生を危機に陥れたド変態のworstmanさん、皆様のプレゼンを見ながらひたすら涙を流して笑っていた私が居ました。
また、最後の最後にworstmanさんに「おまいらと作るタイムライン プライスレス」と、非常に上手にまとめて頂けたのが印象的でした。
Twitterの「流行のトピック」入り
その盛り上がりを反映してか、スバツイ2ではTwitterでの「#subatwi」ハッシュタグでの呟きが3000を超え、Michael Jackson、Paranormal Activity、This is it(マイケルジャクソン)、Happy Halloweenよりも勢いのある5位になってしまいました。
海外のハッシュタグ解説サイトでは、例えば以下のようにも解説されていました。
http://wthashtag.com/Subatwi
Event held @ Tokyo stands for "kono SUBArashikute BAkayaro na sekai: TWItter Expo" ,meaning "This awsome'n fuxxin world: Twitter Expo"
3,086 tweets, 560 contributors
(拡大)
複数のハッシュタグ解説サイトで紹介されていましたが、基本的にkenji_rikitakeさんの解説をアレンジしたものが多いと感じました。
#subatwi is an acronym for "this beautiful wicked, eccentric and outrageous world of Twitter people", originally in Japanese.
http://twitter.com/kenji_rikitake/status/5286084868
And #subatwi is an event of gathering (Japanese-speaking) Twitter fans; contact @geekpage and @yasuyukima for the further details.
http://twitter.com/kenji_rikitake/status/5286097646
Tonight's #subatwi event venue place was provided by Cisco Systems Japan KK. (contact @geekpage or @yasuyukima for the details)
http://twitter.com/kenji_rikitake/status/5286223438
Disclaimer: I don't really know well about #subatwi participants; I just provide summarized info.
http://twitter.com/kenji_rikitake/status/5286266056
一度、ハッシュタグがTrending Topicsに掲載されると「何だよ日本語で呟くなよバカ」と批判しにくる外国人が出現したり、エロサイト宣伝などの書き込みがハッシュタグに行われるというのが良くわかりました(笑)
「届いてしまう」というのは、こういうことですよね。。。
一方で、、、
スバツイ2終了後に、Twitterで津田(tsuda)さん他様々な方々にご指摘頂き、冷静になって考えてみると、えxぺで目指していた筈の「知りたい、経験したい」といった要素が非常に薄くなってしまっているイベントでもありました。
http://twitter.com/tsuda/status/5287045838
参考:POLAR BEAR BLOG : #subatwi が日本Twitter界のウッドストックだった件
さらに、スバツイ2が予想以上にbuzzを引き起こしてしまったことで、次回以降開催したときに登壇者の方々の安全を可能な限り守れる方向性で会合を開けるかどうかがわからなくなってしまいました。
会場参加者や、半径一クリック以内の遠隔参加者の方々は、基本的に発表者やイベントそのものに対して好意的である可能性が高いのですが、buzzに引き寄せられたその他の方々は発表を見て不快感を感じることもあるかも知れません。 同じ空気感を共有できる「共犯者」だけの楽しみが、「伝わってしまう事」で危ない方向に飛んでしまう可能性を秘めているのではないかと思われます。
一方で、会場参加だけにしてしまうと、折角の楽しい会合を共有出来る範囲が狭まるという問題もあります。 ここら辺のバランスが必要になってくるのですが、スバツイ2に関してはちょっとバランスを崩しかけていたようにも感じます。
ちょっと「楽し過ぎた」ようです。
ストリーミング
研究分野やプログラミング分野ばかりにどっぷりだった私にとって、品質を考慮したストリーミングが難しいと最近思う事があります。 まだまだ、勉強や経験が全く足りてないなぁと。
今回、ギリギリまでミキサーからの直接音声入力に挑んだのですが、会場装置がそのような用途を想定したものではないため、結局会場に裸のマイクを置くという方式になってしまいました。 マイクの音声入力レベルやUstreamなどでの音声設定を可能な限り調整してみたのですが、やはりホワイトノイズを除去できず「音声が悪い」というご指摘を非常に多く頂きました。
撮影用に使っているカメラはSONY HDV HDR-FX1なので、色々と出来ると推測しているのですが、いかんせん素人なのでマトモな運用が出来ておらず、申し訳なく思います。 次から中継用にマイクも少し品質の良い物を購入した方が良いのかもと思いつつ、音響関連に関して全く素人で何をどうしたら良いのか解らないというのが正直なところです。
色々かさばるので、毎回ストリーミング用に旅行用のソフトキャリーケースを運んでいて、もうちょっと手軽に中継が出来れば良いかもとも思うのですが、最近は荷物が減るどころが増えるという方向なのですが、ここら辺も経験を積んで行くのしかないのかなぁという感じはしています。
自分の能力が足りていないのは歴然たる事実なので、愚痴っても仕方がないですね(笑)。 勉強します。。。
余談ですが、Ustream側の再生回数は1172、ユニークユーザ数が848でした。
結局、個々人が経験していくしかないのか?
恐らく、私が苦労している点などは、イベントを良く企画されている方々にとっては、至極当たり前な話なのだろうと思います。 ただ、ノウハウはある程度は個々人が積み重ねるしかないのだろうなぁと最近感じています。
私が知った話や、得た経験などは可能な範囲内で公開していきたいと感じていますが、やはり現地で経験しなくては得られない物もあるという意味で、恐らく私も自分が得た経験を他人に共有しきれないのかも知れません。
インターネットの普及とともに、様々なものがコモディティ化していますが、「経験」というのはコモディティ化しにくい要素なのかも知れませんね。
さて、次は何をしましょうか。
ということで、スバツイは2回で打ち止めにしようと考えています。 非常に楽しく、個人的には得る物が多かったのですが、それが良いという結論に個人的に達しました。
このことに関して、直接やすゆきさんと一度も話をしていませんが、何となく同じような雰囲気を感じていると思われます。 (やすゆきさん側の総括は「Reason to be cheerful, part 2: スバツイ総括編。」をご覧下さい。)
実は、水面下では12月にえxぺ勉強会が複数企画されており、これから色々と準備をする予定です。 お楽しみに!
おまけ
mainichijpeditさん(コッコちゃんのマネージャーのnorimineshigetoさん)が「コッコちゃん着ぐるみ制作者募集」とプレゼンで仰っていましたが、あれは結構本気のようです。 今週中旬ぐらいに応募条件や、着ぐるみを作って頂く方へのメリットを解説したページが公開されるかも知れません。
おまけ2
http://twitter.com/cnakabay/status/5285778500
http://twitter.com/saohki/status/5286543955
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