大学院教授がラブプラスをプレイして

2009/10/2-1

昨晩、グロービス大学院大学でマーケティングを教えている家弓教授(@Kayumi)と、BMXライダーの植山周志さん(@shoeg)と3人で19時から24時ぐらいまでブログとネットコミュニケーションについて語りながら飲んでました。

で、途中で家弓教授が最近プレイしているラブプラスの話になりました。

ラブプラス購入までの流れ

家弓教授は前回のえxぺ スバツイ勉強会に参加されていて、@maybowjingさんがラブプラスにハマっているのを知っていました。 さらに、Twitter上でラブプラスのネタが色々出ていたので、興味を持たれたようです。 マーケターは新しい物事に敏感でなければならないとのことでした。

そのような状況で、家弓教授がTwitter上でmaybowjingさんにラブプラスネタをふったら、家弓教授がDS Liteとラブプラスを購入して試してみるという流れになりました。 そして、その日のうちにTwitter上でゲーム機が販売されている最寄りの店などを質問してフォロワーの方々に教えてもらいながら、有楽町ビックカメラでラブプラスとDS Liteを購入していました。 確か2週間前ぐらいの話です。

1959年生まれの家弓教授は恐らく普段からビデオゲームをするような年代では無いと思われます。 そういえば聞き忘れましたが、家弓教授はギャルゲー以前にビデオゲーム全般をほとんどやったことが無いのではないかと思います。

はじめて時間をかけてプレイしたゲームがラブプラスという感じかも知れません。

居酒屋でエントリを書く流れに

昨日の居酒屋で、家弓教授によって「ラブプラスはまさにマーケティング理論」という熱い語りが始まりました。 ブログを書いたり、情報の伝播やネットコミュニケーションについて語っていたこともあり、私は「では、それをエントリとしてまとめてみましょうよ」と言いました。

もう一度、熱く語って頂いて、その内容をメモに落としました。 そして、そのメモを渡して、居酒屋でブログ書き大会が開始されました。 居酒屋でiPhoneやMacをいじりながらブログを書いている異様な三人組だったと思います。

1時間ぐらいの時間をかけて完成したのが「ラブプラスはマーケティングである!」です。 何で酒を飲みながらブログを書いているのだろうか、という感じですが「どうせなら」ということで居酒屋からブログにアップして公開してしまいました。

はてブでの反応

酒の勢いで書いたのが良かったのか、家弓教授が過去に書いたブログエントリの中で最もhatenaブックマークがついた記事となりました。 以下のように、いくつか非常に興味深い反応もありました。 (はてブの反応を批判しているわけではありません。念のため。)



個人的に、これらの反応は非常に面白いし、興味深いと思いました。 これはきっとネットによって情報が欠落し、相手に対して状況が伝わらないのでこのような感じになっているような気がしました。

例えば、tatsunopさんによる「こんな全てのゲームであてはまるようなことを真顔で偉そうに書けるのが凄いなぁ。それとも釣り?」という反応ですが、「ゲームをやったことが無いだろう」という前提を持って状況を見ていたTwitter上の人々とは全く違った反応です。

そもそもゲームをやったことが無い1959年生まれのゲーム初心者がゲームに対して感動したことを個人のブログで書いているという状況が伝わるか伝わらないかで、全く違った反応がありそうだという事なのかも知れないと思いました。

伝わる範囲と、書いた時の状況の共有度合いで、全く同じ文章であってもイメージやニュアンスに関する理解や解釈が全く変わってしまうという事例なのかも知れません。 ただし、もう一つ興味深いのが、例えばtatsunopさんのブ米に入っている意図を私が正しく解釈しているかどうかも定かでは無いという点です。 タグに「ネタ」とあるので、実は「偉そうに書けるのが凄いなぁ」というのが最高の褒め言葉という場合もあり得ます。

最後に

恐ろしくキチッとした格好をいつもしていて「ダンディ」という単語が似合いそうな家弓教授が何故かギャルゲーをプレイして、その感想をブログに書くというのは、恐らくMBAの生徒の方々には想像が出来ない世界なのだろうと推測しています。

Twitterによって本来ならばあり得ないような「出会い(寧々さんとという意味で)」が発生し、それを公表したことによってこういった反応が見られた事を含めて、ネットは楽しいと思った今日この頃です。

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