物理的に会う事の重要性
最近、SkypeやWindows Messengerを使ったチャットによるコミュニケーションを多用しています。 中には非常に頻繁にやり取りをしつつ、実は一度しかお会いした事がない人なども含まれています。 そのような方々とは、実際に物理的に会った回数が気にならないぐらい親しみを感じて会話をしています。
一方、最近Twitterを始めた事もあり「知らないけど知っている方々」とのコミュニケーションが発生することがあります。 はてな、コメント欄、ブログ記事、個人ニュースサイト等で存在は互いに認識していると思われつつ、交流が特にあったわけではない方々とのトランザクションがTwitterに参加することによって発生しました。 それも非常に楽しんでいます。
しかし、一度も会ったことが無い人に対しては大きな見えない壁が存在していると最近特に強く感じるようになりました。 恐らくこの「壁」は私の中に存在しているバーチャルなものなのですが、会った事があるのと無いのでは「距離感」が違う気がしています。
実際に会う事によって解ることは、さほど多いわけでもない場合もあります。 例えば、プロフィールに写真が張ってあったり、自身が映っている動画を公開してあったりする方の場合、実際に会わなくてもその人の容姿等はわかります。 ただ、会ってない人に対しては「距離感」を感じます。
たった一度だけ、数時間だけ物理的に会うだけで、こうも距離が短くなるのは不思議なものです。
これは何故なのだろうと考えてみたのですが、一つには、その人がその人であるとわかる事が重要なのかも知れないと思いました。 ネット上に公開された写真が本人であると予想できるには、本人と会うのが手っ取り早いです。
次に、その人がかもし出す雰囲気を肌で感じる事も大事なのかも知れません。 一言一言のイントネーションや、身振り手振りなどから「空気」のようなものを読み取ると安心してしまうのかも知れません。
もちろん、実際に会う事によって増える情報が正しい情報であるという確証は得にくいです。 例えば、替え玉という手法もあり得ますし、演技という技もあります。 そこまでやられれば、あっさり騙されてしまうのかも知れません。
まあ、ともあれ、ネットでの活動は完全ではなく、アナログな部分も非常に重要だと思った今日この頃でした。 なお、ネットによって広がる世界があるからこそ、アナログの重要さを再認識できるというのは言うまでもありません。
(文章を書き終わってみると、良くあるオフ会論のような感じですね。ただ、私の場合はオフ会というような多対多ではなく、1対1系が多いですね。多対多系だと1度だけ会ったのでは距離はあまり短くならないのかも知れません。)
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