新学期
4月に入り、大学にも新入生が多く入ってきました。 そして、研究室にも徐々に新人が来はじめました。
また古巣に戻る形で研究員を始めましたが、5年間のブランクというのは大きくそれを埋めるために論文などを多く読まなければなりません。
大学にいた頃は既に研究テーマもあり、その延長線上で調べ物をしたり何をすれば良いかを考えていたのですが、今回は大きなテーマ以外はほぼゼロからのスタートです。 当時は先輩に相談などもしていましたが、今度は相談できる相手も限られていますし、どちらかというと相談される側的な立場になっています。
研究室に最初に入ったのは学部3年でした。 当初は研究テーマもなく、学習をすることがメインでした。
学部4年生になり、卒論のテーマを考えることから「研究」は始まりました。 卒論はRSVP(Resource reSerVation Protocol)のポリシサーバに関してでした。 当時はCOPS(Common Open Policy Service)が出てくる前で、(Open Outsourcing Policy Service)というのが提唱されていました。
今思えば卒論で書いたことはかなり駄目駄目でしたが。。。 (いや、そもそもまともな論文を書いたことがあるのか < 自分。。。)
今の気分は学部4年生の時に似ているのかも知れません。 「さて、白紙に近い状態で何処へと漕ぎ出して行こうか。。。」、そんな気分です。 当時は「卒論テーマを探さなければ」という強迫観念がありましたが、今回は好奇心が勝っている面もあるというのも違いかも知れません。
さらに大きな違いとしては、今は「学生」ではない事です。 しかも、兼業の研究員なので、気を引き締めないとズルズルと時間だけが経過していきます。 (気を抜くと時間だけがズルズルと経過してしまうのは学生も同じかも知れないです。特に博士課程学生。)
今後、研究テーマ等をここで書くかも知れませんが、今のところは読んだ論文の概要をたまに書く程度になると思います。
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