脳とコンピュータの違い
「10 Important Differences Between Brains and Computers」という記事がありました。 脳はコンピュータに例えられることがあるが、実際には大きな違いがあるということでした。 元記事では、以下のような違いを述べていました(項目番号は原文と異なります)。 元記事では詳細な解説と参考文献が記載されています。 面白い記事だったので、是非原文をご覧下さい。
- 脳はアナログ、コンピュータはデジタル
- 脳は連想記憶装置を使う、コンピュータのメモリはバイト単位でのアドレス指定が必要
- 脳は大規模並列処理だが、コンピュータはモジュラ型かつ逐次処理
- 脳の処理速度は一定ではない、コンピュータにはシステムクロックがある
- 脳での短期記憶は長期記憶へのポインタを持つようであるが、RAMでの短期記憶はデータ自身を持つ
- 脳での短期記憶量の上限は一定ではない、RAMの記憶容量は一定である
- 精神の変化は脳の変化を伴うため、脳がハードウェアで精神がソフトウェアという考えは誤り
- シナプスは電子的論理ゲートよりはるかに複雑
- CPUとメモリの関係とは異なり、処理と記憶の両方が脳内の同一コンポーネントによって行われる
- 脳は自己最適化システムである
- 脳は体の存在を前提としている
- 脳はコンピュータよりもはるか複雑で巨大
Diggでの突っ込み
Diggのコメントで、以下のような冗談が追加されていました。 一部、笑えたものを抜粋してみました。
- コンピュータは簡単に購入できる
- ゾンビが「コンピューターァァァ」と言って徘徊することがない
- 脳はマイクロソフトWindowsを起動する必要がない
- コンピュータは胸部の形状に簡単に左右されたりしない
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