Webに巣くう鬼達

フィクションです。

天邪鬼(あまのじゃく、あまんじゃく)

人と違う事を発言する事に命をかけている。ブログのコメント欄にちょっとした否定的な書き込みを入れたり、掲示板などで自作自演を繰り返す事を好む。

ネット上で知り合った相手に「やったネゲットだ！」と思わせる事が得意。自己紹介と共に美しい女性の写真が送信されてくる。メールのやり取りを行っていると途中で借金の相談などをされ、銀行への振込みを依頼されることがある。

酒を愛し、酒を飲みながらブログを書くこともしばしば。数多くのファンを持ち、彼の一文一文が万単位の人間を動かす。攻撃的な文章を好む傾向があり、討伐対が結成されることもあるが、今のところ、ことごとく返り討ちにあっている。

「クレクレ～トラフィックをクレ～～」とブツブツとつぶやく。集団で動く事が多く、一度つかまると逃げるのは困難。得意技はコメントスパムやトラックバックスパム。

「泣くごいねがぁ」と言いながら、Webを徘徊する。主にブログ初心者のコメント欄に厳しい指摘をしながら大暴れをする。丁寧に応対をしながらなだめることでお引取りを願う必要がある。

内部の者でなければ、知り得ないはずの情報が突如としてWeb上に晒される。誰がやったのかは不明だが、一説には人間の怨念が電子的に発火したものとされる。

非常に獰猛であり、ちょっとした文章に激しく喰らいつく。普通に書いた文章であっても、予期しない解釈で執拗に攻撃を繰り返し、ブログを閉鎖へと追い込む。

ネットとリアルが共存できる世界を目指して戦う。人に危害を加える妖怪を、細かく無数の理論で論破する。ネット上にアンテナを装備しており、妖怪の出現を瞬時に察知する能力に優れる。様々な能力を持った善玉妖怪が味方。

特定のブログのコメント欄に住み着いている。全てのブログエントリに対して肯定的なコメントを書き続ける事をライフワークとしている。

様々な場所から魑魅魍魎が凄い勢いで押し寄せること。軽率な発言が百鬼を呼び寄せている場合もあるが、単なる意見の違いである場合もある。

はてなでブックマークされたり、2chで言及されることを嫌う人も存在する。

マンガ、アニメ、ゲーム、ラクダTシャツなどを容赦なく捨てる。電車の中でジャンプを読むとブチ切れる。 Tシャツの襟がヨレヨレになっていると小一時間説教をする。ただ、憎いので捨てたり注意をしたりしているわけではなく、愛の鞭である場合も多い。