RSSを全文配信から部分配信に変更しました

2008/12/24-1

RSSを全文配信から部分配信に変更してみました。

「RSSが壊れてる」というご報告を頂いて、調べていった過程でRSSサイズが問題になる事例がありそうだと思い始めました。 (ただし、今回の問題点はRSSのサイズではなく、CDATA内に変なバイナリデータが一文字入っていたのが問題でした。)

全文配信である程度の記事数をRSSに入れていると、気がつくと0.5MBぐらいにRSSが肥大化していってしまいます。 このようなサイズでは、実装によってはファイルサイズが大きすぎてエラーになるような気がしてきました。 組み込みだと結構サイズ制限している事が多いような気がするんですよね。

一日に数件の記事を書く事も昔より増えたので、最近RSSのサイズが肥大化しています。 それに伴うサーバへの負荷もあまり無視出来ないようになってきました。 通常でも200KBは普通に超えている事が多く、アクセスログを見て計算するとRSSがダントツでネットワーク帯域を消費しています。

全文配信に切り替えた最初のうちは良かったのですが、読者数が増加するとともに消費帯域が増えて来てしまいました。 Web型の集約されたRSSリーダーは、一度に数百人分や数千人分を一括でダウンロードされるので良いのですが、個人用RSSリーダやブラウザによるダウンロードが帯域を消費しています。 自サバでRSS全文は読者数増加とともに非効率になっていくのかも知れません。 (現状で304に対応していないという問題もあるのですが。)

手元で全文配信を受け取って読まれている方にとっては多少不便になったり、これを機にRSS登録を外すという方も出現されるとは思いますが、RSSを全文配信から部分配信に変えたときの影響などを見てみたいのもあり部分配信に変えてみました。 多少の間、部分配信でどうなるかを見ていきたいと思います。

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