良いプログラマの見分け方
「How to recognise a good programmer」という記事がありました。 良いプログラマを見分けて雇用するためのTIPSが書いてありました。
原文前半では、Paul Graham氏が書いている「The 18 mistakes that kill startups, 日本語版:スタートアップを殺す18の誤り」というエッセーに書かれている「90年代のE-コマースで多くのベンチャーを失敗させたのが質の悪いプログラマであるが、プログラマではない起業家には良いプログラマと悪いプログラマを見分ける術がない。」といった内容に対して反論すると書いています。
見分け方をまとめると、以下のようになるそうです。 流石に全ての項目を満たすような人は少ないそうですが、どれか一つでもあてはまる項目があれば、それは良いプログラマなのかも知れないそうです。 原文には、詳細な説明があるので興味のある方は是非ご覧下さい。
- 技術に対して情熱がある。情熱が無く、プログラミングが賃金を得るための仕事でしかない人は駄目。
- 家で趣味でコード書くぐらいが必要。
- 技術的な話題を話し出したら止まらないような人が良い。促されても技術的な話題で眼を輝かす事ができない人は駄目。
- 自分で勝手に最新技術を学び続ける。「ああ、それなら出来ますよ。会社の費用で研修を受けさせてくれれば、やれるようになります。」と言うタイプの人はアウト。
- 目的を達成するために最適な技術を選べる。実現するための技術を選んでからやり方を考える人は駄目。
- 自分が正しいと思わない技術によって実現することを不快に思う人が良い。
- 多くの話題で会話が可能で、賢いように思える人が良い。
- 大学/会社に入る前からプログラミングをやっている人が良い。
- 履歴書に書かれていない経験が多い人が良い。良いプログラマは、履歴書に書ききれないぐらいの経験や実績がある場合が多い。
- 職務とは関係がない関連技術に関する知識が豊富にある。履歴書に書かれた技術以外のものを全く習得していない人は駄目。
Slashdotでの意見
Slashdot(米国版)に、この記事に対するスレッドがありました。 その中で、以下のような感じの書き込みがありました。
It's easier than you think: 1. Find a good programmer and learn his (or her) name. 2. Get to know him (or her). 3. Take him (or her) out to coffee a few times. 4. Engage in as many social activities with this good programmer as possible. After sufficient interactions like these with a good programmer you really should be able to recognize him (or her). ==== 訳 いや、簡単だよ: - 良いプログラマを発見し、名前を知る。 - 知り合いになる。 - 何度かコーヒーをおごる。 - できるだけ課外活動などに一緒に参加する。 良いプログラマと、こうやって濃密に過ごしていけば、 自然と良いプログラマを見分けられるようになるよ。
確かに、凄い人達のコミュニティに入っていた非プログラマな方々は段々と染まっていくような気もします。。。 自分自身がプログラムを書けなくても「匂い」を感じるようにはなれそうですね。
脇道
これを書いていて、投稿する寸前に「これを派生させていくと"良いブロガーの見分け方"という記事も書けるかも?」と思ってしまいました。
でも、どちらかというと、自分で書くよりも404の方が書く「良いブロガーの見分け方」を読んでみたいという気持ちが強くなってきてしまいました。 もし、この文章を読まれていたら、、、ですが。。。 大変僭越ですがリクエストさせて頂いても良いでしょうか。。。
追記:記事投稿から2時間後
エントリを書いて頂けました! 「良いブロガーの見分け方x10」です。 ありがとうございます!
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