DVMRPな気持ち
Distance Vector Multicast Routing Protocolというマルチキャスト経路制御プロトコルがあります。 このプロトコルでは、マルチキャストグループごとに経路ツリーを生成します。 その過程でフラッディングと呼ばれるデータ垂れ流しを行い、誰もマルチキャストグループに参加していない部分は、プルーニング(Pruning)と呼ばれる枝刈作業によって省かれていきます。 このfloddingとpruneは定期的に繰り返されます。
先日、ブログ(Webサイト)や人間関係もDVMRPに通じるものがあるのではないかと、ふと思いました。 どっと多くの人が押し寄せ、そして段々と残る人だけが残ります。 人間関係でも、住む場所が変わったり、新しい組織に入ったりすると知人が増えます。 そして、徐々に合う人だけで付き合いが続くようになります。
DVMRPは密度が高い(Dense)場合に使われますが、PIM-SMやCBTのようにSparseな時に使われるプロトコルにぴったりのアナロジーは何だろうと考えてみましたが、あまり良いものは思いつきませんでした。
ここ数日はDVMRPのPrune状態であると思う今日この頃でした。
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