ギークのやる気を引き出す方法、削ぐ方法

「Top 10 Ways to Motivate Geeks」という記事と、「Top 10 Ways to De-Motivate Geeks」という記事がありました。以前の「プログラマのモチベーションを高める9の事項」と「プログラマのやる気を削ぐ10の方法」という記事で紹介したものに似ている気もしますが、今回の2つの記事はGeekという人種に注目しているようです。

ほっとき過ぎない程度に一人にしてあげることと、無料景品を与えること、が大きな違いかもしれませんね。「ラクダのＴシャツあげるから」という一言で心がグラグラ来てしまう人とか多いかもと思ってしまいました。

なお、原文にはそれぞれの項目に対する説明が書いてあるので興味がある方は原文をご覧になることをお勧めいたします。

引き出す方法

1.	ギークは好奇心旺盛です。それを満たしてあげましょう。
2.	ギークは自己解決が好きです。自分で答えを見つけさせましょう。
3.	ギークはやったことが無いことに対してもクリエイティブです。やらせてみましょう。
4.	ギークには良い道具が必要です。とびきり良い道具を与えましょう。
5.	ギークはある程度一人にしてあげましょう。ただし、ほっとき過ぎてはいけません。
6.	無料景品を多く与えましょう。Ｔシャツ、食べ物、デスクトップウィジェット、その他色々。
7.	管理権限、設計権限、その他権限を与えましょう。
8.	多くの感謝を述べて、ギークが必要な人であることを伝えましょう。
9.	好きな方法で好きなように作業を出来る自由を与えましょう。
10.	お金もやっぱり必要。最初は学習意欲の方が勝りますが、そのうちお金も欲しくなるようです。

1.	ギークが作り出す成果を侮辱することによって、間接的に技能や知識を侮辱しましょう
2.	ギークを「単なるチームメンバーの一人」として扱い、成果を全て横取りしてしまいましょう
3.	ギークとのコミュニケーションを出来るだけとらないようにしましょう
4.	ギークとのコミュニケーションをとりすぎるぐらい過密にしましょう
5.	息苦しくしましょう。不条理な理由によって、実装手法や利用言語を指定しましょう。
6.	実現不可能な納期や過労にしましょう。
7.	つまらない仕事をさせましょう。
8.	成果を正直に述べさせましょう。例えば、客先で自分のソフトの欠点を述べるなどの失敗を犯してくれます。
9.	ギークに論破されそうならば無視をしましょう。
10.	勘違いしている顧客からのクレームの対応をどんどんさせましょう。