無断リンクを法的に制限する方法?(2)
以前「無断リンクを法的に制限する方法?」という記事を書きましたが、今回は違った手法で無断リンクを法的に制限 出来るかも知れない方法を思いつきました。 (前回に続き半分ネタみたいな方法ですが、、、)
念のため書いておきますが、このエントリは「無断リンク禁止」について良いか悪いかの議論ではありません。 タダ単に特定のケースにおいて無断リンクを法的に制限できるのか?と思いついたので書いています。 私自身は無断リンクを禁止するつもりは毛頭ございません。念のため。
世の中には秘密保持契約(NDA)というものがあります。 これは相手に秘密の保持を約束させるものです。 今回、無断リンクを法的に制限する方法として、この秘密保持契約を利用できないだろうかと考えました。
まず、無断リンクを禁止したいサイトは、全てのページを全ての検索エンジンcacheから削除します。 サイト立ち上げ時に検索エンジンがクロールしないようにrobots.txtを書いておいても良いかもしれません。
そして、全てのページを見る前に以下のようなメッセージが出るようにします。 (例文が稚拙なのは御容赦下さい。雰囲気だけでも伝われば幸いです。)
本サイト閲覧者は、本サイトに掲載されている一切の内容や
掲載URLを含む一切の情報を第三者に公開する事を禁じます。
で、「利用規約に同意する」ボタンを用意します。 サイトを見たい人は「利用規約に同意する」ボタンを押さないとサイトを見られないようにしておきます。 「利用規約に同意する」ボタンを押して、サイトを見たら秘密保持契約終結とみなします。
リンクを張るという行為は、契約で禁止した「URLを第三者へ公開する」という行為です。 そこでURLを公開した人は契約違反を犯した事になります。 そのため、URLを公開した人を契約違反で法的に訴える事が可能かもしれないと思いました。
ただ、この方式にはとても大きな欠点があります。 利用規約に同意していない人がURLを公開する事は、恐らく禁止できないと思われます。 例えば、利用規約に同意した人が契約違反を犯して公開してしまったURLを見て、第三者がそのURLへのリンクを張った場合、その第三者とは契約を行っていないので契約違反にはならないのではないかと思います。
それ以前に、全部のページを検索エンジンから消して、しかも、利用規約に同意しないと見られない内容にしてまで無断リンクを防ぎたいか?という問題もあります。
毎度、実用性ゼロの方法ばかりで恐縮です。。。
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