Ajaxアプリはサーバに恐ろしく負荷をかける,その他AJAXあれこれ
最近流行のAJAXですが、何も考えずに作ってしまうと恐ろしくサーバに負荷をかける代物を作ってしまいます。 AJAXでは、何かあったときにサーバにHTTPコネクションを張ってデータを取りに行きます。 例えば、マウスが動く度に今の位置を確認するようなAJAXアプリを書いてしまうと、ユーザがマウスをちょっと動かしただけでサーバに問い合わせてしまいます。 HTTPコネクションを張ってデータを取りに行くということは、サーバに負荷をかけます。 個人的には、サーバへの負荷よりもアクセスログにあまり意味の無い項目が大量に増えるのが嫌だったりします。
負荷分散のためにAJAX用HTTPコネクションだけ別サーバという事をやりたくても、普通の環境ではできません。 これは、JavaScriptのセキュリティ上の制限です。 JavaScriptが置いてあるサーバからしかXMLデータは取れません。
使いようによっては、本来ならば知る事が出来なかったユーザの行動が全部わかってしまうものが作れてしまいます。 例えば、ネットショップの注文フォームで途中まで書いたけど、やっぱり最後の注文ボタンを押さなかった人が入力したデータなどがわかってしまう入力フォームも作れてしまいます。 OKボタン(注文ボタン)を押さなくてもデータが送信されてしまうというのは結構嫌なものです。 そのうち、問題になるかも知れませんね。 (もしかしたら既に問題になっているかも知れませんが。)
利用者が1人限定などという用途では便利かもしれません。 例えば、SOHOルータのWebでの管理画面などで候補をAJAXで常にとってくれたりすると扱いやすいかも知れません。 今後、家電でのAJAX利用は増えるかも知れませんね。
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