マーカーを貼り付ける(画像マーカー)
(注意!)この記事は、旧APIであるGoogle Maps API version 2を解説したものです。version 2の利用は推奨されていないので、意図的に旧バージョンの情報を探していない場合は、新しいバージョンの解説をご覧下さい。
前述したマーカー貼り付け例では、デフォルトのマーカーを使っていましたが、ここでは自作の画像をマーカーとして利用する方法を説明したいと思います。
サンプル
以下のサンプルはGoogle MAPS APIを使ったページのソースです。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title>Google Maps JavaScript API Example - simple</title>
<script src="http://maps.google.com/maps?file=api&v=1&key=aaaaa"
type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
</head>
<body>
<div id="map" style="width:500px; height:450px"></div>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
if (GBrowserIsCompatible()) {
var map = new GMap2(document.getElementById("map"));
var point = new GLatLng(36.03, 139.15);
map.setCenter(point, 10);
var icon = new GIcon();
icon.image = "http://www.geekpage.jp/img/geek-title.png";
icon.iconSize = new GSize(240, 40);
icon.iconAnchor = new GPoint(0, 0);
var markeropts = new Object();
markeropts.icon = icon;
var marker = new GMarker(point, markeropts);
map.addOverlay(marker);
}
//]]>
</script>
</body>
</html>
前述した例では、new GMarker(GLatLng)でGMarkerを作成していましたが、今回はnew GMarker(GLatLng, GMarkerOptions)で作成しています。 GMarkerOptionsにGIconをセットして渡すとGMarkerとして表示される画像を指定できます。 GMarkerOptionsにはiconの他にtitleやclickableという設定項目があります。
GIconはnew GIconで生成した後にいくつか設定をおこなわなければなりません。 まず、画像ファイルを指定しなければいけませんが、ここでは"http://www.geekpage.jp/img/geek-title.png"という画像をマーカーに使ってみました。 次に、画像を表示する大きさを指定しなければなりません。 ここでは、とりあえずGSize(240, 40)としました。 最後に、マーカーが表示される位置を指定しなければなりません。 この位置とは、マーカーが配置される緯度/経度からの相対距離になります。 GIconにはその他にも設定項目がありますが、上記3つの項目を最低限設定すれば表示されるようです。
表示例
表示例です。