フリーランスとして成功する方法
「7 Habits of a Highly Successful Freelance Web Designer」という興味深い記事がありました。 原文はフリーランスWebデザイナとして成功する方法を説いていましたが、内容を見るとプログラマや、その他フリーランサーにも当てはまりそうな内容でした。 以下、要約してみました。 誤訳などの可能性があるので、詳細は原文をご覧下さい。
1. 仕事を愛す
大企業で働いていれば、まわりに合わせて仕事をすることができます。 その日に仕事が終わらなければ次の日にまわしたりもできます。 自分が何をしているのかに対して興味を持たない従業員が多い組織もあります。 彼らにとっては、日々の仕事は単なる報酬に対する対価でしかないのです。
フリーランスとして成功するには、自分が行っている仕事を愛する必要があります。 情熱があれば、カフェインの力を借りながら夜遅くまで働き続けることができます。 また、テレビの誘惑から遠ざけてくれます。
将来の雇い主になる可能性のある相手と話す時にも情熱は重要な要素になります。 時として、技術的なスキルなどよりも情熱が重視されることもあります。 ある程度の技術は教えれば何とかなりますが、仕事を楽しむことは教えられません。
2. 学び続ける
ウェブデザインは広く深い領域です。 毎日のように新しいアイディアや技が考案されていてついていくのが大変です。 しかし、最高のWebデザイナは常に上を目指し、最新情報を入手し続けています。 彼らは多くのブログを読んだり、多くの本を読んだり、しています。 成功しているフリーランスWebデザイナは自らの領域に関して学習することが好きなのです。
3. 特化する
どんな仕事を受注するか分からないフリーランサーとしては、何でもできることは良いことのように思えます。 しかし、昔とは違い、今は何でもできる人よりも特定の技術に特化した人が求められるようになりました。 需要の多いスキルなどもありますが、ある特定の分野でトップであり続ければ、常に仕事を得られるでしょう。
重要なのは、他のスキルを犠牲にして何かに特化してはいけないことです。 多くのクライアントは、広い興味を持ちつつ何か特化した分野を持つT字型の知識を持つエンジニアを好みます。
4. 代表的な制作実績を作る
フリーランサーとしては、履歴書よりも過去の制作実績の方が大事です。 過去の制作実績がある程度あるのであれば、直近の数個だけをとりあげましょう。 化石のようなウェブサイトの制作実績など誰も見たくありません。
プロジェクトを成功に導くために行った作業をデモしましょう。 ただし、正直に伝えましょう。 もし、デザインを誰か別の人がやったり、別の組織と共同で作業を行ったりしたのであれば、それを正しく伝えましょう。
5. 人脈を作りまくる
「重要なのは何を知っているかではなく、誰を知っているかだ」という格言があります。 フリーランサーにとって重要なのは、まさにこれです。 仕事を受注する最良の方法は人的ネットワークを活用する事です。 フリーランスを開始するときには、出来るだけ多くの知り合いに知らせましょう。
実際にクライアントを探すのは非常に時間がかかります。 クライアント探しに斡旋機関を利用するのも良い方法です。
ユーザグループやカンファレンスに参加するのもコネ探しには良い方法です。 一般的な発注者は、一度以上あった事のある人に注文する方が安心します。 次に行うプロジェクトで人手が足りなければ、思い出してくれるかも知れません。 あなたが仕事を探している事を知れば、もしかしたら、人手を募集している人を紹介してくれるかもしれません。
6. 時間を管理する
時間の管理はフリーランサーに要求される重要な要素です。 多くの人は、フリーランスになれば仕事量が減ると考えているようですが、多くの場合それは真実ではありません。 フリーランサーは、収入を得るための仕事をしながら、同時に次の仕事のためのマーケティングもしなければなりません。
仕事とそうでない時間は明確にわけましょう。 家で働いている場合には、特に注意しましょう。 まわりにも仕事をしている時間とそうでない時間の違いを認識させましょう。 家にいるからという理由で、皿洗いや、片付けなどを延々とさせられないようにしましょう。
フリーランスの利点の一つとして、自分で自分の上司になれることがあげられます。 厳しく、公平な上司になるようにしましょう。
コンピュータの前で長時間過ごしているうちに集中力が低下してきたら、休憩をとってリフレッシュしましょう。 散歩や運動などをすると頭がリフレッシュされて再度仕事に打ち込めるでしょう。
7. 良い評判を構築する
フリーランサーとして成功するには、人が一緒に働きたいと思うような人間になることが重要です。 そうすれば、自分でクライアントを探さなくても、クライアントの方からあなたに依頼が来るようになります。 仕事で非常に良い成果をあげれば、そのクライアントはまた依頼をしてくれるでしょう。
記事を書いたり、ブログを書いたり、カンファレンスで発表したりすることにより名声を得ることも可能です。 専門家としての名声を構築することにより、人々は喜んであなたを紹介するでしょう。 ブログを書くという方法は非常に効果的であり、お勧めです。 例えば、人を雇うときには、その人の履歴書よりもブログを読むほうが興味などがわかって雇いやすいです。 ブログは非常に優れたマーケティングツールなので、もしもブログを持っていなければ、すぐに開設すべきです。
追記
2007/2/7 : フリーランスの利点と欠点
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